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40年以上未解決だった性的暴行事件が、4ヵ月で解決した驚きの理由(現代ビジネス) – Yahoo!ニュース犯人のDNAサンプルと家系図データベースを照合
 カリフォルニア州の警官たちが利用したのは、このGEDmatchの家系図データベースの方だ。
 警官らは2017年末、GEDmatch上に偽のユーザー・アカウントを作って、ここに過去の事件現場から採取された中でも、最も保存状態の良かった犯人のDNAサンプルを登録した。これをGEDmatchの家系図データベースと照合することで、1800年代に生存していた、犯人の5代前に当たる先祖(great-great-great grandparent)を探し出した。
 ここから警官達は「家系図専門家(genealogist)」の助けを借りながら、この先祖から分岐した多数の子孫たちを虱潰しに探索していった。その過程で過去の新聞記事、国勢調査、住民の死亡記録など、多種多様なデータと照合しながら候補を絞り込み、ついに今年4月、容疑者と、その現住所を探し当てた。
 この容疑者Joseph DeAngeloは72歳の男性で、元警官だった。
 DeAngelo容疑者の自宅近くに張り込んだ警官らは、彼が出した生活ゴミの中から、その体液(恐らく唾液)を採取。これをDNA鑑定したところ、「黄金州の殺人犯」のDNAサンプルにピタリと一致した。これを受け、4月末にDeAngelo容疑者は逮捕された。
 国民の多くは、遺伝子検査に基づく家系図データベースを警察捜査に転用することを、究極のプライバシー侵害と見るかもしれない。また仮に、自分の親族が犯罪を犯した場合、自分が提供したDNAデータによって、この犯人(親族)の逮捕に結びつく可能性もある。

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