公的個人認証関連メモ

住基カードで公的個人認証付で写真なしカードに更新したのは昨年2011年春でした。そして、e-taxを用いて、大した確定申告の内容は無かったのでしたが、一応e-taxを使ったということでの割引を受けています。
その際に、区役所での自動交付用パスワード(数字4ケタ)、住基カードのパスワード(数字4ケタ)、公的個人認証証明書のパスワード(大文字の英字と数字8?~12?ケタ)を設定しました。これだけでも十分すぎる数のパスワードだと思いました。
ところが、さらにe-tax用として別なパスワードなどがあり、利用者識別番号(数字16ケタ)とパスワード(?)と江東西税務署への納税用確認番号とやらを設定し(させられ)ました。

今年、それを再び行おうとしたところ、最初の公的個人認証カードを確認するチェック時にトラブル発生。つまり、そこで入力を要求されたパスワードが、どれなのかが分からず、5回の失敗を重ねてしまったらしく、ロックされたのです。ロック解除には区役所に行かねばならず、それも終日の午後4時まで。
仕方なく、区役所に行き、ロック解除とパスワード再設定を行いました。係にお聞きして、e-taxで求められるパスワードは公的個人認証証明書のパスワードである、ということでした。何だか違う表現で、どれを指すのか分からなかったような気がしたのですが。
仮に、最初の段階で、パスワードがどれなのかの説明として、「役所で住基カード(公的個人認証付)を作るときに、カードのパスワード数字4ケタと公的個人認証用証明書用パスワードの英数字*ケタを設定したはずです(役所によっては、更に別のパスワードもあるかもしれません)、その公的個人認証用の英数字*ケタのパスワードを、ここに入れてください。」とかの説明がもしあれば、多分間違わずにすんだのではないか、と思います。今のままではパスワードロックが多発するでしょう。現に、区役所で待ち時間中に見ていると、パスワードロックで駆け込んできている人が多数いました。全く、ユーザーも役所も壮大な無駄です。

それで、昨日作業し。何とか提出までこぎつけるのに、1時間以上はかかったと思います。今度はパスワードは簡単に入れられました。また、e-taxで大変な作業である、医療費の領収書ごとに一件ずつ記入する作業は前日までに半日以上の時間はかかって終わっていたのですけれども、最後の提出という場面に中々至らないのにてこずりました。後から思えば、何度も作業中断でデータ保存をしていたのですが、最初のe-tax提出か書面提出かを指定する場面で書面提出としていて、それが保存データにも設定されていたのでしょう。だからe-taxをするのに保存データを読み込んだら、最後はe-tax提出画面になると思うのに、その保存データの設定のためにe-taxでの提出の画面にならないのか、なかなか分からなかった。最初のデータ読み込みの部分から何回行っても、e-tax提出にならない。しかたなく最後近くの画面から、ひたすら戻ることを繰り返しているうち、途中からか、書面提出というフラッグが立っている表示に気づき、更に戻って、e-taxを指定するようにして、ようやく、e-tax提出か可能になりました。つまり、素直に作業しても、ゴールにたどり着けないのでした。やれやれ、これをユーザーフレンドリーとはとても呼べません。税金返せ、と、つい言いたくなる出来栄えだと、Oyajiは評価します。

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