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スポーツの勝利に浮かれることの危険性とは?:日経ビジネスオンライン五輪の政治利用、学者に冷たい社会を憂う
スポーツで勝っても学問で勝てなくなった日本
 勉強ができる人間、学問レベルが高い人間が賞賛されるどころか、『勉強できる子 卑屈化社会』などという本がベストセラーになり、学者になるよりお金を儲けた人のほうが社会で尊敬される。これでは優秀な人間が途中でつぶれるか、拝金に走るのはもっともなことだ。
 2020年の入試改革では、一般学力より「生きる力」を評価する入試にせよと、文科省が予算をちらつかせて各国立大学に圧力をかけている。この考え方では勉強だけではだめで、体力も必要だそうだ。一方で、スポーツの勝者に、勉強もできなくてはダメと言われることは減ってきているのではないか。
 スポーツで先進諸外国に勝っている時でも、この方針は愚挙だと思う。いろいろな学問的な指標の順位が落ちている時に、勉強だけではだめとか、勉強のできる人は賞賛しないということを続けていれば、オリンピックのメダルの数だけは多いが、世界でアメリカと争う科学技術のレベルを誇っていたのに、いつのまにか太刀打ちできなくなり、国まで潰れてしまったソ連のようにならないか。これが妄想的な不安でないことを祈りたい。

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