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透析患者の僕だから言える「透析中止事件」の罪 | 社会貢献でメシを食う。NEXT 竹井善昭 | ダイヤモンド・オンライン透析患者は終末期患者ではないし、
透析は延命治療でもない
 昔、作家の団鬼六さんが腎不全になった時、潔く死のうと思って透析拒否をしたが、あまりに苦しいので、やはり透析することにしたという。それくらい、透析中止は苦しいのだ。高須クリニックの高須院長が「あの女性の最後は、地獄の苦しみだったと思う」という趣旨のツイートをしているが、本当にそうだと思う。
透析患者に対する大きな誤解
 そもそも透析患者の大多数が、糖尿病性腎症が原因なわけではない。日本透析医学会の資料によれば、透析患者のうち、糖尿病性腎症の患者は男性で42%、女性で32%。慢性糸球菌腎炎は男性で26%、女性で31%。腎硬化症が男女とも約10%。長谷川氏が言うような数字ではない。
 だからこそ、今回の件は強い憤りを感じる。治療を続ければ生きられる、まだ44歳の人間を死なせてしまったからだ。何をどう言い繕おうと、そこに正義はない。もし彼女が44歳で死ななければならない理由があったなら、それをちゃんと説明すべきだとも思う。「死ぬ権利」だとか抽象的な概念や思想ではなく、たとえば「ステージ4の末期癌でした」といった「事実」で語るべき。医者なのだから、思想ではなく、事実で語るべきだったのだ。そうでなければ、医療は医者の独善に支配されてしまう。多くの国民は、「自分の生き死にを、誰かの独善で決定されるなどまっぴらゴメン」、そう思っているはずだ。
【筆者からのお知らせ】
透析患者の多くを占める糖尿病患者を救い、2型糖尿病の予防のためにも、日常的な血糖値測定は大切です。しかし、血糖値測定のためには針で指先を刺す必要があり、これがなかなか苦痛です。そんな中いま、針を刺さない血糖値センサーが開発中です。これはレーザーによる測定器ですが、すでにISOの血糖値測定の基準もクリアしています。実用化まで、あとひと息。これが実用化されれば、血圧測定のように誰もが気軽に日常的に血糖値測定ができるようになり、2型糖尿病の予防にも大いに役立ちます。現在、その開発資金調達のための、ふるさと納税によるクラウドファンディングが実施されています。ぜひご協力をお願いします。
“不治の病”と生きる子どもたちに“治療”をー針を刺さなくていい日々を届けたいー|ふるさと納税のガバメントクラウドファンディングは「ふるさとチョイス」本プロジェクトは、この『1型糖尿病』患者の日常生活での負担を減らすため「針を刺す必要のない血糖値センサー」の開発研究へ支援を行うものです。

英議会、EU離脱延期を可決 条件付きで「6月末まで」 (写真=ロイター) :日本経済新聞【ロンドン=中島裕介】英議会下院は14日夕(日本時間15日未明)、欧州連合(EU)からの離脱の延期をEUに求める政府動議を賛成多数で可決した。20日までに英・EUの離脱合意案を英議会が承認することを条件に、3月29日の離脱期限を6月末まで延期する。議会が離脱案を承認しない場合の方針は示しておらず、延期には明確な理由が必要だと主張するEUとの協議が難航する可能性がある。

737MAXの問題点、パイロットは墜落事故の数カ月前に当局に指摘していた | BUSINESS INSIDER JAPAN短期間での2度目の大事故となった3月10日(現地時間)のエチオピア航空の墜落事故に先立つ数カ月前、数名のパイロットがボーイング737MAX8に関して、少なくとも問題を5件、報告していた。
ある機長はオートパイロット・システムの問題を指摘し、フライトマニュアルを「不適切で、ほぼ犯罪と言えるほど不十分」と呼んだ。
「こうした介入的な操作が必要となる事実は極めて重大な問題」と別のパイロットは2018年11月に指摘した。
ボーイングは737MAXに対する批判に直面している。いくつもの国と航空会社は737MAXの運航を停止している。

ドクター江部の糖尿病徒然日記  「魔法のダイエットみそ汁 」日本文芸社、刊行です。
魔法のダイエットみそ汁 | 岩崎啓子, 江部康二 | 美容・ダイエット | Kindleストア | Amazon

なぜタバコは過剰に敵視されるのか?

この議論が依存症により思考回路が曲がってしまっているのに自覚していない実例。排気ガスと比較するなど無謀な試みである。タバコは無くても済むという決定的な違いがある。

ソ連兵に性接待、帰国後はいわれなき差別…満蒙開拓団の女性たちが語り始めた悲劇 (1/2) ライターの速水健朗氏は「この問題には、”第二の加害者”がいると思う。それが日本帰ってきた後、犠牲にした未婚の女性たちを共同体に受け入れなかった人たちだ。なぜそういう排除が起きたのか知りたいし、そこに向き合わないと、この問題を受け止めたことにはならないと思う」と指摘。小川彩佳アナは「私たちは、戦争の中に生きた人たちの生の声を聞ける最後の世代ともいえる。この女性たちにとって、戦争はずっと続いていたんだなと感じた。何度も言葉で蹂躙され、トラウマに苦しめられ、どれだけのことに耐えてこられたのか。敬意を表する。最近のMeTooの流れとシンプルに一緒にしてしまうのは良くないが、共感してもらえるかもしれない、という望みも生まれているのだと思う。そういう女性たちの癒やしていくことができるのであれば、共有し、共感して、戦争の地続きの今を感じることが必要だ」とコメントしていた。(AbemaTV/『AbemaPrime』より)

日本人技術者、円周率を「約31兆桁」計算 世界記録塗り替える日本出身の女性技術者が「3.14」でおなじみの円周率を小数点以下約31兆4000億桁まで計算し、世界記録を更新したことが14日分った。これまでの約22兆桁を大幅に上回る記録となった。
新記録を出したのは、日本出身の米グーグル技術者の岩尾エマはるかさん。同社のクラウドコンピューティングサービスを駆使して、記録を塗り替えた。

不可触民と現代インド (光文社新書) | 山際 素男 |本 | 通販 | Amazon今日まで続く、厳しい身分制度であるカースト制はなぜ三千年にもわたり保たれてきたのか―。かくも長く、圧倒的多数の民衆が“奴隷化”されてきたのはなぜか―。仏教発祥の地で仏教が抹殺されたのはなぜか―。今、“歴史的真実”の扉が開かれ、塗り替えられようとしている。大国・インドで何が起こっているのか。現場からの迫真の書。
不可触民と現代インド 話は紀元前3000年頃に遡る。当時,インド亜大陸にはインダス文明を作った先住民が平和に暮らしていた(先住民の子孫は現在,南インドに暮らしているドラヴィダ人と言われている)。彼らは基本的に農耕民族だったらしい。
 そこに侵入したのがアーリア人と呼ばれる金髪・碧眼のヨーロッパ系の遊牧民。彼らは鉄器を中心とした武器で先住民を圧倒し,次々と征服していった。
 彼らは被征服民(=先住民)を支配するためにある制度を作り上げた。征服者の長をブラーミン(バラモン)とし,部下たちをクシャトリヤ,ヴァイシャと呼ばせ,インドは自分達が作ったとする神話を作り(これがラーマーヤナとマハーバーラタ),神話を元に宗教を作り(これがバラモン経 -のちのヒンズー経-),自分達が神に選ばれし民だったと被征服民に教育した。
 当初は上記の三階級だったが,被征服民をシュードラ(上位三カーストに奉仕するカースト -要するに奴隷だな-)と決め,さらにその後,シュードラの下に不可触民(現在は「指定カースト」と呼ばれる)を設定し,ありとあらゆる嫌な仕事(死体処理,糞尿処理,ゴミ集めなど)を押しつけたのだ。
 アンベードカルはヒンズー教の欺瞞性に気付き,インド本来の宗教であるブッダの教えを再発見する。ブッダの教えにはヒンズー教のような階級差別は存在しないのである。そしてそれは,インドが生んだ偉大な宗教なのである。実は,ブッダの教えを葬り去ったのがインドに侵入したアーリア人であり,それが自分達を“奴隷化”するためだった事を彼は発見する。

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