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投票に行く前に。「押さえておきたい選挙の3原則」とは? 出口治明さん語る 選挙には、万国共通の三つの原則があります。
 調べてみたら、日本の市民は平均的に、収入の4割くらいを税金と社会保険料に払っているんです。そんなに払っているのに、なんで使い道に文句言わへんのや。人任せにしてんのや。おかしいやんか。選挙に行かない人には、「食堂に行って千円出して、何でもいいから出してと言ってるのか。おかしいやろ」と言ってあげたらいいと思います。
 「そんなとんでもない人たちの中から、誰に税金を分けてもらったら相対的にマシかという消去法の『忍耐』を選挙と呼ぶ。だから民主主義は最低なんだ。ただし、過去に試みられてきた王政や貴族制など他のあらゆる政治形態を除いては」と続けています。チャーチルが100年前に言ったことに尽きるんです。
 選挙の原則の三つ目は、ロンドンで教えてもらいました。ロンドンの人って賭けが好きで、選挙でも賭けをやっているんですね。選挙って必ず事前予想が出るじゃないですか。もし自分がその通りでいいと思ったら、選択肢は三つある。勝つと予想されている人の名前を書くか、白票を出すか、棄権をするか。結果はすべて一緒です。
 もし、事前予想が嫌だなと思ったら、方法はひとつしかあらへん。投票に行って違う人の名前を書くしかない。
 そもそも民主主義って、素人がリーダーを選ぶということなんです。もちろん、知らないとだまされますよ。
 でも、なんで民主主義がいまも残り続けているのか。少人数の人を長くだますことはできる。カルトみたいに。また、大人数の人をちょっとの間だますことはできる。ナチスみたいに。でも大多数の人を長い間だますことはできないから、素人に選ばせた方がええんやというのが、民主主義の原理原則なんです。
 ――「大多数を長くだませない」のが歴史的に証明されているということですか?
 そうです。経験則です。時間がたつと、みんな「あれ、おかしいぞ」と気付くんです。だから、選挙って難しいことじゃないんです。「選挙ってこんなもんやで」というのをメディアが報道すればいいのに、メディアって逆の報じ方をしますよね。

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