第3回将棋電王戦第4局でツツカナが森下九段を破り、コンピューター側の勝ち越しが決定 | スラッシュドット・ジャパン5日に神奈川・小田原市の小田原城で行われた第3回将棋電王戦第4局は、ツツカナが森下卓九段を破った(第3回将棋電王戦、 マイナビニュースの記事、 時事ドットコムの記事、 朝日新聞デジタルの記事)。
ツツカナは将棋電王トーナメント2位の実力で、昨年の第2回将棋電王戦でも船江恒平五段を破っている。一方の森下九段はタイトルを獲得したことはないものの勝ち数が多く、「無冠の帝王」とも呼ばれる。対局は相矢倉でじっくりとした展開になったが、ツツカナが徐々にリードを広げ、135手で森下九段を破った。将棋電王戦で九段の現役プロ棋士を将棋ソフトが破るのは初めて。
ツツカナの勝利でコンピューター側の3勝1敗となり、2年連続で団体戦の勝利が確定した。12日に東京・渋谷区の将棋会館で行われる第5局では、屋敷伸之九段がponanzaと対局する。
LINE、「LINE電話」での発信者番号偽装を防ぐため確認プロセス強化へ | スラッシュドット・ジャパン モバイルLINEは4日、「LINE電話」サービスで発信者番号を偽装可能な問題に対応するため、今後確認プロセスを強化していくことを明らかにし、第1弾の不正利用防止策を発表した( LINE公式ブログの記事)。
LINE電話ではSMS認証により確認された電話番号を発信者番号として通知する機能を利用できるが、LINEを使用していないユーザーの電話番号を不正に利用してSMS認証される可能性や、解約済みの電話番号をLINE電話で継続利用できるといった問題が指摘されていた。不正利用防止策は段階的に実行され、第1弾として4月中をめどにアプリをアップデートし、「 端末のSIM情報の確認」「ネットワーク接続状況の確認」「不正使用検知アルゴリズムによる確認」という3つの確認プロセスを追加するという。これらの確認要件が満たされない場合、電話番号を利用した再認証を行い、再認証が完了しなければ非通知での発信となる。また、新バージョンの公開後は現行バージョンでの発信はすべて非通知になるほか、アップデート後に再度の電話番号認証が必要になることもあるとのことだ。
世界のセキュリティ・ラボから – Linuxサーバー2万5000台をハッキングした攻撃活動「Windigo」:ITpro Linuxサーバーを狙った一連の攻撃活動「Operation Windigo」が話題になっている。スロバキアのイーセットは昨年来、調査を実施。その結果の概要をブログで発表した。
こんな人いる! 画像合わせた「平均顔」の魅力 :日本経済新聞 複数の人の顔を合成してつくる「平均顔」。最近、企業が社員の平均顔を作成して公開したり、写真や画像を取り込んで手軽に平均顔が作れるスマートフォンのアプリが登場したり、何かと話題になっている。何人かの顔を重ね合わせてできる平均顔は、実際には存在しない顔。それにもかかわらず「見てみたい」「作ってみたい」平均顔の魅力とは。
実は平均顔は、心理学の分野などで研究されている。「平均顔は整った顔立ち、魅力的な顔にみえる」と同志社大学心理学部の竹原卓真准教授。海外ですでに論文が発表されており、平均化することで個性やネガティブな要素が消えていくためとみられている。「例えば極端に太い眉毛など、逸脱した要素が薄まる」。どおりで、平均顔にみせられ、引き込まれるわけだ。