長期避難所案

asahi.com(朝日新聞社):進まない集団避難、自治体「短期間のお試しだけでも」 – 社会 12日午後の時点で市外への避難を申請したのは約120世帯約220人。今後、希望に応じて県内外のホテルや公営住宅など行き先を調整する。「避難すると市の情報が来なくなるかも」「家や家財道具は置いたままでいいのか」。そんな不安を抱える人は多く、順調に希望者が増えるかは不透明だ。
 故郷を離れたがらない人たちの中には、いまだに家族が行方不明の人も多い。石巻市内の避難所にいる自営業鈴木宏朗さん(39)は父親の行方が分からないままだ。「安心できるところで生活したいとは思うけれど、今は離れられない」(根岸拓朗、伊藤宏樹)

Oyajiの意見。緊急時のルールに避難所への避難しか定めていなかったのが原因と考えます。自宅に居られないー>避難所へ避難しk仮設住宅ができるのを待つー>仮設住宅が出来れば仮設住宅に移動し自宅再建を待つ、これしか想定してないですね。自助、共助、公助とはこれだと思っていて、みんなこれしか知らない。だからもう一段別なところに行ってしまうと、それ以降どうなるか分からないから動けない。役所を含めてみんな一緒に移動するなら、ついて行けるのだが、自分だけの移動は不安だから行けない。ホテルとか公営住宅の位置づけがはっきりしていないので、そこに行くと、避難の仕組みから外れてしまうと考えてしまう。つまり、ホテルとか公営住宅に避難する形は、自力で遠くの親戚などに避難して自助だけで何とかしてしまう形になってしまうと思う。それ以降は公助の枠組みから外れてしまい、公助に頼れなくなると思ってしまう。
新しい避難のルールとして、自宅に居られないー>数日間一時避難所に避難ー>救援隊が到着したら救援隊により長期避難所(旅館などの借り上げ宿泊所)に正規に避難して仮設住宅ができるのを待つー>仮設住宅ができれば仮設住宅に移動し自宅再建を待つ。というルールにして欲しい。つまり、今の避難所は数日しか留まらない一時避難所に過ぎないと明確にルール化するのです。普通の人は学校とか公民館での雑魚寝は、原則数日間に限られる。例外として、自宅などに用が残り離れられない人で体力があり雑魚寝に耐えられる人は一時避難所(公民館)も使えることにする。また長期避難所に移動した後も、所要のため一時避難所を使う必要があれば使えるようにする。つまり、長期避難所と一時避難所の行き来を容易にしておく訳です。長期避難所が正規の避難所ですから、避難者に不可欠な情報共有とか役所との情報伝達には情報通信システムを張っておく必要があります。また、定期的に住民集会なども行えるよう、バスなどの交通機関でのネットワークも必要です。
現実問題として、自分が公民館での雑魚寝に何日耐えられるかを考えれば、答えは明らかですね。それなのに、長期にわたり、見通しも示さないまま、ライフラインの欠けた場所での雑魚寝に留めておくのは、憲法第25条の「すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する」との規定に反する疑いがあると思います。期限を限定することになると思いますが、宿泊するべき場所として出来上がっている設備を本来の避難場所として使うべきです。戦後すぐの困窮時代ではあるまいに、公民館などは現代の日本人の宿泊所ではありませんから。インフラの壊れた今の避難所に所要物品などを運びこむよりは、インフラの整っている被災地周辺の旅館などを活用する方が、はるかに行き届いた環境を提供できます。被災地のインフラを回復するにも、被災者を抱える負担がなくなり、はるかに効率がいい。つまり、今は土木工事現場にお年寄りを寝かせているようなものですから、それを無くすのです。双方が助かるはずです。
その一方で、被災地周辺のホテルなどは予約キャンセルで閑古鳥状態のため従業員を解雇するなど苦境に立っているのはニュースなどに取り上げられている。一挙に被災者と旅客業者の双方のニーズを満たすのが、長期避難所用の国費による借り上げです。借り上げで、被災者で一杯にならない場所には一般市民に低価格で開放するぐらいでも良いではないですか。さもないと、被害の無かった周辺地域まで壊れてしまう。

日本もマルウェアを規制する法律の早期制定を–NISC報告書 – CNET Japan内閣官房情報セキュリティセンター(NISC)は4月12日、報告書「サイバー空間の安全性・信頼性向上のための課題等について」(概要資料、本文ともにPDF)を公表した。


日本への懸念が海外で拡大 比政府、100キロ圏外避難を  :日本経済新聞日本政府が福島第1原発事故への評価を国際的に最悪のレベル7に引き上げたことを受け、海外では日本の対応に懸念が改めて広がった。大震災が起きて約1カ月たってからの判断や情報開示には厳しい批判も目立つ。
 米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)はレベル7の「公式確認に1カ月もかかったことが最も驚き」とする米専門家の見解を挙げ、日本政府の動きの遅さを強調した。

Blog vs. Media 時評 | 最悪レベル7より日経の原発『見切り』記事反原発の思想も何もない、株式市場と経営の論理だけでもう原発依存は見切らざるを得ない指摘になっている点は説得力があるだけに新鮮です。
東電の悪夢、問われる原発の合理性 吹き飛んだ2兆7000億円弱 :日本経済新聞これほどやっかいな原発を電力会社の経営者は「国策事業」として背負い続けていくのか。株主は大事故を起こせば株価が暴落するリスクに耐えられるのか。そして危険を覚悟で事故処理に立ち向かう従業員を今後も確保できるのか――。電力会社のステークホルダーだけでなく、国民全体の電力事業への価値観が見直されるべき時期に来ている。

シマンテックのレポート、サイバー脅威の量と巧妙な手口の急増を報告標的型攻撃、ソーシャルネットワーキングへの脅威、モバイルデバイスセキュリティ、攻撃ツールキットの蔓延が脅威動向における注目の増加傾向の上位に

絶版漫画をWebで無料配信する「Jコミ」が正式オープン – ねとらぼ漫画家の赤松健氏が立ち上げた「Jコミ」が正式にオープンした。絶版漫画をWebで配信し、広告収入を作者に還元する。
赤松氏の「絶版違法マンガファイル浄化計画」の下、ネットで流通している違法な絶版漫画のファイルのアップロードも受け付けている。アップロードされた作品は、Jコミが作者に許可を取り、広告を挿入して配信する。Jコミ「絶版違法マンガファイル浄化計画」、漫画家の赤松健氏が立ち上げ – ねとらぼ

小寺信良「ケータイの力学」:いまこそ「技術科」の重要性を認識すべき – ITmedia +D モバイル未曾有の原発事故が世界を震撼させる中、日本を支えてきたはずの技術力に疑問が生じてきた。高度な科学技術を扱うだけでなく、手を動かし、モノゴトを動かす基本的な技術が失われかけているのではないだろうか。
未曾有の原発事故に世界中が震撼する中、筆者は日本を支えてきたはずの技術力というものに疑問を持ち始めている。それは核反応を制御するというような難しい事ではなく、パイプをつなぐとか、穴をふさぐといった基本的なところでずっこけている、無様とも言える姿に対してである。
 “壊れる”ということは常に予想外の出来事だ。だが“修理する”というのもまた、一つの技術なのである。あるいは、限られたパーツを組み合わせて最低限の目的を果たすよう現場で対応する――そんな知恵もまた技術である。もちろん、高い放射線の中では普通の作業ができないのは承知だが、荒っぽいながらもどうにか現場でやっちまうようなことが、エリート主義の中で長い時間をかけて失われてきたのではないだろうか。
 長い目でみれば、そこに追いつけ追い越せでやる意義はあるだろう。しかし今回のような、日常生活が壊滅するような事態に対しては、人間が長い時間をかけて蓄積して来た「技術」が役に立つときである。組み立て図を見ながら組み立てる、ありもので簡単なものを作って代用する、壊れたものを元の動作を想像して修理するといった知恵が、なにより役に立つ。技術の教育とは、児童の学問、国語算数理科社会のどの分野にも入りきれなかった知恵のかたまりなのだ。

誠 Biz.ID:細島誠彦の経営・人生術:東電トップはどうするべきだったのか――マネジメントを考える組織図はあるが、組織が存在しない会社は多い。つまり、組織が機能していないということだ。例えば、東京電力のトップは原発についてすべて知り、東京電力とその下請け会社の現場が命を削って行っている処理と同じことをやれなければならないのだろうか――。
マネージャーは何のために存在するのか? それはその部下ではできないことをやるからである。部下の「足らず」を補うのだ。

焦点:地震大国日本、首都直下型の防災計画を見直す必要 | Reuters

Flash PlayerとAdobe Readerに脆弱性、標的型攻撃も既に発生 -INTERNET WatchAdobeでは、脆弱性を修正した各OS向けのFlash PlayerおよびAdobe Reader/Acrobatのリリースに向け、スケジュールの最終的な調整を行っていると説明。ただし、Windows向けのAdobe Reader Xについては、保護モードによってこの脆弱性に対する攻撃を回避できるため、6月14日に予定されている定期アップデートで対応するとしている。

神戸新聞|姫路・西播磨|姫路の菓子店が被災地支援ケーキ東日本大震災の被災地を支援しようと、岩手県紫波町の酒蔵・吾妻嶺酒造店の酒かすを使うパウンドケーキが、姫路市北条の菓子店「楽や」で発売される

チェルノブイリ級ではない フランス研究所が見解 : 47トピックス – 47NEWS(よんななニュース) 【パリ共同】フランス放射線防護原子力安全研究所(IRSN)のグルメロン放射線防護局長は12日の記者会見で、国際評価尺度(INES)の暫定評価で、最悪の「レベル7」とされた福島第1原発事故について、重大だが旧ソ連のチェルノブイリ原発事故には「匹敵しない」との見解を明らかにした。
 同局長は「現時点で福島事故は極めて重大だが、チェルノブイリ級ではなく、将来そうなることもない」と指摘。

サウジ、世界一のビル計画 高さ1・6キロ、西部ジッダ – 47NEWS(よんななニュース)サウジの世界有数の富豪、ワリード・ビンタラール王子の投資会社キングダム・ホールディングが約120億ポンド(約1兆6300億円)の資金を拠出。ビルは275階建てで、エレベーターで最上階にたどり着くのに約12分要するという。

63万テラベクレルって何グラム? – 404 Blog Not Found – BLOGOS(ブロゴス) – livedoor ニュース「建屋が吹き飛ぶほどの大爆発が何度も起きたのに、この程度か」という見方も出来なくもありません。しかしむしろ「たった100gでもアウトなのか」と思った方の方が多いのではないでしょうか。私もその一人です。原発とは、これほど失敗が許されない施設であったのか、と。
あえてよい面を見ると、これは事故を隠蔽できないということでもあります。チェルノブイリもそれでばれました。鉄のカーテンでも隠しようがなかったのです。これはグラスノスチのきっかけにもなっています。

ループホール とは – コトバンクループホール 【loophole】
《銃眼・はざまの意》抜け穴。逃げ道。特に、法の抜け穴や税制上の優遇措置。

404 Blog Not Found:Park your Power – 電力を駐車場に貯める時代は来るか?昨年12月、これが発売された。
* 日産 | 電気自動車(EV) 日産リーフ [ LEAF ] Webカタログ トップ
これに搭載されているバッテリー、航続距離で見るとずいぶんと物足りない。200km。うちの二代目プリウスの1/4ではないか。
しかし容量を見ると、まるで別物に見えてくる。
24kWh。
一般家屋設置型の太陽光発電所の定格、すなわち最高出力を6時間にわたって出せる。一年365.2425日をかければ8766kWh。これは2006年の日本人一人あたり電力消費量に匹敵する。ひと一人、いや三人の家庭電力をオール夜間電力化できてしまう。日本の電力需要は、家庭1:産業2ぐらいなので。
仮にTOMODACHIのよしみで来年出荷分のLEAFもこちらで引き取ってもらうとする。いや、電池だけでもいいのだけど。来年の夏までに、あわせて20万台ほど。これで480万kWh蓄電できることになる。計画停電が3時間として、120万kW分相当だ。
このLEAFのバッテリーの値段だが、今のところ単体売りはしていないようなので値段は憶測するしかない。150万円というのも見かけたが、仮に上を200万円だとすると、3000億円から4000億円でこれだけ蓄電できることになる。
これが高いか安いか。
すでに確立された蓄電技術と比較してみよう。神流川発電所。今年7月に完成すれば、東京電力最大の揚水発電所になる。最大出力270万kW。最新の原発(ABWR)二機分に相当する。
総工費約5,500億円。お値段もそれなりだ。原発懐疑派に言わせれば、これも原発の原価に含めるべきだというがそれはさておき、1997年に着工して今年完成。水力だけあって場所も選ぶし時間もかかる。
ピークを凌ぐ目的に着目すれば、その半分もの蓄電力が、わずか一年とちょっとで来年の夏には手に入るかも知れないのだ。しかも揚水発電は蓄電損失が3割出るのに対し、こちらはずっと少ない上、なんと普段は乗用車になる(笑)。

404 Blog Not Found:原発萌えな私ですら、原発はオワコンと言わざるを得ない理由追記: 以下の資料を発見。「原発最安説は国が流布したデマ」は言い過ぎにしても、「技術的にというよいり政策的にえこひいきされてきた」というのは妥当と言えそうだ。
原発は最も廉価な発電方法: ニュースの社会科学的な裏側感情的な原子力開発の停滞は、将来にエネルギー問題を先送りするだけだ。極端な話、石油が枯渇したときに高速増殖炉が実用化されていなければ、自動車に乗ることもできなくなるであろう。
Life is beautiful: エンジニアから見た原発長くなってしまったが、エンジニアの眼から見て「今の原発は危険すぎる」というのが私の導き出した結論である。冷却システムが止まっただけで炉心溶融を起こし、5つの壁が簡単に破られてしまうようなシステムを安全とは呼べない。「どんな津波が来ても冷却システムが止まらないようにしよう、そうすれば炉心溶融は起こらない」という発想そのものが間違いである。現に福島第一で起こったように、絶対ということはありえないのだ。万が一冷却システムが完全に止まってしまっても暴走しないように作るのがエンジニアの仕事である。それをお怠り、今の形の原発の運用を続けて行けば、どんなに地震対策や津波対策を施そうと、再び同じような事故は必ず起こる。
どうしても日本で原発をやりたいのであれば、「冷却システムが止まっても、電源系統がすべて止まっても、自然に冷えて安定して行くようなシステム」を実現してから実用化すべきである。福島第一での原発事故は、こんな簡単に炉心溶融を起こす不安定なシステムをそのまま実用化してしまったから生じた人災なのである。
最後に、この文章を眼にした、日本のすべての科学者・エンジニア・理科系人間にお願いがある。少しだけで良いので時間をつかって原発とはどんな仕組みで動いているのか、そして安全性という意味で今の原発が実用化に耐える設計なのかどうかを自分の頭で考えて見て欲しい。日本の将来を考える上で、理科系頭が今こそ役に立つのだから。

404 Blog Not Found:送電鉄塔があんなに高いわけ、あるいは60Hzを関東で受け取れないわけ問題は、絶縁

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