公的個人認証NG

税金を電子申請すると割引、という噂につい乗って、試行しようとしました。が、失敗。その顛末を記します。

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それはさておき、夕方の豊洲ララポートから見た富士山方向の夕景と、富士山のアップ(結構ビルに隠れて)。

納税関係でe-taxとか言うもののようです。これにはインターネット+パソコン+公的個人認証で申請できるとの能書きです。

実は私目の公的個人認証については、平成17年に転勤から戻ってきた際に住民基本台帳カードなるものを早速作成し、プラス500円なりを払って、写真と公的個人認証機能を付けてもらっていたのであります。思い出すに、手続きをお手伝いしてもらいました区役所職員さんも機器操作には不慣れなご様子で、おっかなびっくりで登録をしてもらったのであります。

それ以来、税金の確定申告などに使えると楽しみにしていたのですが、実際には使える条件が整わず、確定申告の計算と用紙印刷をネット経由でさせていただくサービスを使うことになったものですから(これはプリントして郵送するもの)、せっかくの証明書を一度も使う機会が無かったのでありました。それが、雌伏3年を経てやっと陽の目を見ることになったのだ、と思わず涙(? いや冗談です)。

んで、物置奥深くに沈み込んだカードリーダーを引っ張り出しました。これも思い起こすに、お台場で行われた住民基本台帳カードの宣伝の中で無料配布されていた別のカードリーダーを頂き、喜んでインストールしようとしたところが既にドライバが古いOS用しかなく、やむなく捨て、約2000円だかでビッグカメラから購入したSHARP RW4040であります。この機種が使えることの確認にもネット経由でしかできず、ビックカメラの店員も良く知らない様子であったのです。その後、先に書いたように、そこまでしたカードと証明書の使い道が無いことには、あきれはてて、(よく調べもせずに買った本人が悪いことは棚に上げていますよ勿論)公的認証基盤はでたらめだ、と言うことにしていたのであります。

それはさておき、あらためてカードリーダのドライバをネットから探してインストール。JAVAの特定バージョンが必要とかあるので、それもインストール。クライアントソフトが必要とかあるので、区役所からもらったCDROMなどとっくに行方不明なので、また探してインストール。この途中で証明書など、リスクを取って自己責任でインストール。クライアントソフトの入る場所はJAVAの特定バージョンをせっかく入れたのに、別の最新版の場所に入るのを見つつ、何とか終了。
で、クライアントソフトによって、自分のカードの証明書を確認。で、期限が切れていたのが見えた訳であります。

おっと、証明の期限が3年だってさ。去年の平成19年11月にきっかり期限が切れていたのであります。何だこれは、と言っても如何ともしがたく、公的個人認証NGのため、ネットによる税金申告はあえなく挫折したんでありました。とほほ。

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