【読書感想】真説 日本左翼史 戦後左派の源流 1945-1960 (1/2)佐藤:こうした戦後間もない時期の共産党が唱えていた、「日本は軍隊を持ち、中立自衛の道をゆくのだ」という主張にはある種の乾いたリアリズムがありますね。国家がある以上戦争は必然であるし、戦争にはいい戦争と悪い戦争がある、というわけです。
この、「どんなものにも良いものと悪いものがある」というロジックは、共産党的弁証法の特徴です。「良い戦争」と「悪い戦争」があるように、「良い核兵器」と「悪い核兵器」もあって、ソ連や中国などが持つ核兵器は帝国主義者による核戦争を阻止するものとして正当化される。
そしてこの延長で、「良いスキャンダリズム」と「悪いスキャンダリズム」という理屈も当然ありえるわけです。権力者のスキャンダルを暴くのはいいことだけど、共産党員のスキャンダルは党内部で処理すべきことであり、これを外部に漏らす行為は反階級的であり反革命的だ、などというダブルスタンダードな言辞を悪びれることなく言えてしまう。
これこそがスターリン主義の弁証法で、「弁証法」という言葉を使うとどんなことでも正当化できるのです。だから彼らは絶対に謝らないし、そもそも自分が悪いと思ってさえいない。共産党歴が長い人ほど、そういう思考回路ができあがってしまっているから怖いんですよ。
Amazon.co.jp: 真説 日本左翼史 戦後左派の源流 1945-1960 (講談社現代新書) eBook : 池上彰, 佐藤優: 本◇日本共産党の本質は今も「革命政党」
◇社会党栄光と凋落の背景
◇アメリカで社会主義が支持を集める理由
◇野坂参三「愛される共産党」の意図
◇宮本顕治はなぜ非転向を貫けたか
◇テロが歴史を変えた「風流夢譚事件」
◇労農派・向坂逸郎の抵抗の方法論
◇「共産党的弁証法」という欺瞞
◇労働歌と軍歌の奇妙な共通点
◇共産党の分裂を招いた「所感派」と「労農派」
◇毛沢東を模倣した「山村工作隊」
◇知識人を驚愕させた「スターリン批判」
◇天才兄弟と称された上田耕一郎と不破哲三
◇黒田寛一と「人間革命」の共通点
◇現在の社民党は「右翼社民」
工藤会トップ死刑判決に市民「組員暴れないか不安」「一区切り」(毎日新聞) – Yahoo!ニュース市民襲撃4事件で殺人や組織犯罪処罰法違反(組織的殺人未遂)の罪に問われた特定危険指定暴力団工藤会(北九州市)トップで総裁の野村悟被告(74)と、ナンバー2で会長の田上不美夫被告(65)の判決公判が24日、福岡地裁であった。足立勉裁判長は求刑通り野村被告に死刑、田上被告に無期懲役を言い渡した。両被告は一貫して無罪を主張していた。
工藤会の「壊滅作戦」を進めてきた福岡県警の野村護本部長は判決について「あくまでも通過点。壊滅に至るまでいささかも手を緩めることなく、諸対策を徹底して進めていく」と強調。「工藤会組員の諸君は、判決をひとつの区切りとして、勇気をもって工藤会と決別し、更生の道を歩んでほしい。県警がしっかり支援していくので、いつでも相談してもらいたい」と“離脱”を呼び掛けた。
「頭から血」パラ開会式会場周辺で警察とデモ隊衝突 罵声飛び交いケガ人も(日刊スポーツ) – Yahoo!ニュース午後7時ごろ、開会式会場から約500メートル離れた秩父宮ラグビー場前には抗議デモの団体が約50人集まった。コロナ感染が拡大する状況で「今すぐやめろパラリンピック」「命を守れ、強行するな」など、拡声器を使い大音量で主張した。参加者が規制線を突破しようとして、警察ともみ合うひと幕もあった。午後8時ごろ、開会式が始まると参加者らの怒りはさらにヒートアップ。声を荒らげ、罵声が飛び交い、物々しい雰囲気に包まれた。デモ隊の1人は「仲間が警察にけがをさせられた。頭から血を流していた。警察帰れ。仲間を返せ」と興奮状態で声を荒げ、周囲に緊張が走った。デモ団体は約2時間主張を続け、午後9時ごろに撤退した。
創価学会に激震 東京地検特捜部が公明議員の事務所にガサ入れ、本当のターゲットは小池百合子?(デイリー新潮) – Yahoo!ニュース「問題となっているのは、コロナ禍で売り上げの落ちた企業を対象とした日本政策金融公庫の特別融資です。同融資をめぐり、仲介を依頼した数十の業者から、遠山氏側に数百万円の現金が渡ったとされ、単なる口利きでなく、贈収賄事件に発展する可能性も囁かれています」(同)
「特捜部のテクノ捜査は終わっていない。遠山以上に生田と懇意だったのは小池百合子都知事。7月の都議選直前の緊急入院も、実は特捜部から事情聴取を受けていたことのカモフラージュだったとの話を関係者から聞いている。捜査の本命は遠山ではないはずだ」
小池氏からは締切りまでに回答を得られなかったが、生田被告と小池氏が仲良く納まった写真の存在は本誌(「週刊新潮」)6月10日号で報じた通り。「本丸」の正体が明らかになる日は来るか。
「週刊新潮」2021年8月26日号 掲載
ドクター江部の糖尿病徒然日記 生米や冷えたご飯は、デンプンがβ化していて血糖値が上昇しない?つまり糖尿人においては、β化でんぷん、α化でんぷんとかより 、
糖質の絶対量が血糖値に影響する可能性が高いです。
増える重症者をどうするのか 災害医療への移行 組織、責任者を明確に患者を病院でみるのは病院トップが受け入れを決めればいいだけですが、これらさまざまな部署への人材の派遣は正直どこが指揮をとるかが一番大切なことになります。山本先生のダイアモンドオンラインのこの記事は指揮命令系統の重要性が書かれています。
>「災害医療」の要諦は指揮命令系統だ。誰が責任者かはっきりしないと「災害医療」は機能しない。本来は医療界が自ら音頭をとるのが望ましいが、それができないならば行政が音頭をとるしかない。行政が指揮を執る以上は、なぜ医療が回らなくなっているのかを医療界と膝詰めで対話して徹底的に支援し、結果責任をとる姿勢が大切だ。
>テレビや新聞に出てくる医療現場は確かに逼迫している。しかし多くの場合、病院全体が忙しいわけではない。特定の部署が忙しいということは、システムがうまく回っていない証左だ。
まあ今まで責任取りたくない人ばかりだったので現状があるのですが、東京都と国が協力したんですから流石に責任者を出して様々な調整を早急に行って欲しいものです。和歌山県知事、最近の大阪府知事のように俺が責任を取るという人をしっかり出しさえすれば絶対今の日本の医療レベルであれば対応できると信じています。それこそ佐々木先生を担ぎ出せないかな。
東電、沖合約1キロ先に放出する案を選択 福島第一原発の処理水放出 政府と東電は放射性物質のトリチウムを含む処理水を国の基準の40分の1にあたる1リットルあたり1500ベクレルまで大幅に薄めて海に放出する方針で、第一原発の沖合へ放出する案と沿岸に放出する2つの案を検討してきたが、より処理水が拡散しやすくなる海底トンネルを掘ってパイプを通し、沖合およそ1キロの海底から放出する案を選択したという。
9月にも海底の調査を始めるとともに、原子力規制委員会に計画案を申請する。ただ、海洋への放出には地元の漁業者らが強く反発している。(ANNニュース)
自分の耳年齢、知っていますか? パナソニックのサイトが話題 「聴こえない」との声も – Engadget 日本版
耳年齢チェック
アメリカでついに「進化論肯定派」が過半数を突破したという研究結果 – GIGAZINE生物は不変のものではなく長期間かけて次第に変化するという「進化論」は日本では当たり前のように受け入れられている学説ですが、人間は神によって作られたとする「創造論」に基づく宗教が主流な地域では学校教育の場で扱われないケースもあります。創造論に基づくキリスト教が圧倒的多数派を占めるアメリカではこれまで進化論否定派が多数派を占めていましたが、新たな研究で進化論肯定派が多数派となったことが明らかになりました。
《横浜市長選で与党惨敗》「総裁選に勝利して衆院解散に…」とにかく“タフ”な菅首相が“次に期待”し続ける理由 | 文春オンライン そういえば以前に次の証言を読んだ。感染拡大する中で楽観シナリオが首相に集まる理由について、首相周辺は「首相がそういうデータを出せというから、そうなる」と語っていたのである(朝日新聞デジタル7月31日)。
「叱られてもよいから本当に正確なデータを上げる人がいない」のはなぜか。加藤氏の言葉をまた引用しよう。
《やはり人事権を握った、官房長官時代からの菅さんと、杉田和博官房副長官のふるまいが大きいと思います。彼らは説明「しない」ことによって、忖度(そんたく)させるという権力の磁場を新たに作った。》
都合のいいデータだけを見てるから菅首相は何が起きても次に「期待」する。自分は「勝負師」と勘違いしてしまう。
「ワクチンは殺人兵器」というデマを信じる人が大量発生するのは、人類の残念な宿命である 脳には「黒幕」を想像するクセがある | PRESIDENT Online(プレジデントオンライン)デマを拡散する「ワクチン陰謀論者」
トランプを「光の戦士」だと信じた支持者たち
陰謀論的な発想を生み出す「2つのパターン性」
つまり、私たちは自動的に物事のなかにパターンや関係を見いだすのであり、こうした迷信を信じてしまう背後にある一つの原理をパターン性(patternicity)という。パターン性とは、意味のあるなしにかかわらず、与えられた情報から何らかのパターンを見つけだそうとする傾向のことを指す。
どちらのパターンを選択するべきか
自然淘汰によって獲得されたパターン化思考
ただの出来事に何者かの意図を感じてしまう「エージェント性」
エージェント性の典型例である「知性ある宇宙人」
なぜ「誰かが背後で糸を引いている」と考えてしまうのか
「ワクチンは殺人兵器」と語るインフルエンサーたち
人間に備わったバイアスを自覚することが重要