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【新連載】改札を機械化する日本、改札をなくす韓国――情報化の本質とは何か|廉宗淳 韓国はなぜ電子政府世界一なのか|ダイヤモンド・オンライン

 私が、「予約をとらずに駅に来た人は、そのまま不正乗車できてしまうのでは?」と答えたところ、車掌は、手元にあるハンディターミナルを見れば、どの席が空席かはわかるし、駅と駅の間の区間が長いので、不正乗車が分かれば走行中の列車から逃げることはできない。確かに不正乗車はゼロではないが、取り締まることはできるし、ある「かも」しれない不正を防ぐために、すべての駅に改札を設け、高額な改札装置を設置し人員を置くのはコストのムダだと説明しました。

 私は、なるほど、「駅務の自動化」を突き詰めるとこういうことになるのかと思いました。高度に機械化された改札装置を各駅に設置するのではなく、車掌に使いやすい端末を持たせて、全駅の改札を廃止してしまう。非常に合理的です。

 一方、日本の場合は、情報化・コンピュータ化によるコスト削減というと、まっさきに人員削減を考えます。つまり、人を減らして機械で置き換えていく方法をとろうとするのです。しかしこれでは、いくら機械を安く作っても「そもそも機械を設置しない」のと比べればコストはかかります。サービスの品質が上がったりお客様にとって便利になったりというメリットもありません。

 固定観念にとらわれ、「今あるものをどう変えるか」という発想で考えるのではなく、ゼロベースで業務プロセスそのものを変えるという発想の方が、コスト効果が高く、かつ、サービス品質やお客様の満足度も高まることが多いのです。情報化の本質とはここにあります。

 ITコンバージェンスを考えるうえで、「電算化」と「情報化」を一緒にして考えてしまっている人が非常に多いのですが、これはまったく別のものです。

 電算化は、人間が行っていた単純反復的な作業をコンピュータに置き換えるだけです。日本ではまだこちらの発想が多い。一方、情報化は、一度既存の仕組みをゼロにして、枠組みから新たに考えなおすものです。最初にご紹介した、改札のないKTXがこれにあたります。

 電子行政の例に照らし合わせると、「いつでもどこでも住民票が取れる」といったことを目的にするのは、真の情報化ではありません。これは単なる電算化です。

 そうではなく、そもそも住民票というのは、公的機関や金融機関など公共性の高い機関での手続きのために必要ということが多い。であれば、A区に住む住民がB区役所でA区の住民票を取得して目的の機関に提出する、というようなことではなく、A区役所と提出先の機関が直接やり取りできるようなシステムにするべきであって、公的機関同士の連絡作業に、わざわざ当の住民を煩わせる必要はないはずです。

 表面的な多少のコスト削減に惑わされるのではなく、業務全体を変えることによってサービスを良くし、業務効率を上げてコストも下げる。これが真の情報化なのです。消費者側もそれに早く気付き、「わがまま」になって、真の情報化を求めていくことが必要でしょう。

柔道事故 死亡ゼロが続いていた――マスコミが報じない柔道事故問題「改善」の事実それもそのはずだ。2009年に4件、2010年に7件、2011年に3件※と死亡事故が続いていて、柔道事故が一気に社会問題化した2012年以降、突然にゼロ件になったのだから。柔道事故の実態を知る者にとっては、誰もが驚く変化である。

全世界75%のタミフルを消費する日本人、インフルエンザになる前に知っておくべき薬の話 – Credo ニュース解説メディア

なぜ、このように日本では抗インフルエンザ薬が多く使用されているのでしょうか。それは本来投与しないでも元気になる可能性が高い人たちに対しても薬が処方されているからです。

他の国は、タミフルを多く使用することでインフルエンザが耐性を獲得し、タミフルが効かなくなってしまうことを懸念して、必要最低限の使用にとどめるという方針をとっています。

抗インフルエンザ薬を使うか使わないか、どちらが絶対に正しいということはありません。「治療効果」 vs「 副作用の可能性、ウイルスの耐性化の可能性」の天秤の問題です。もちろん、新型インフルエンザの出現や病原性の高いインフルエンザウイルスが大流行している状況など、特別な状況があればこの天秤はいくらでも揺らぎます。

米国では、インフルエンザ対策として予防接種が最も有効だとして、推奨しています。これは個人の感染を防ぐだけではなく、先ほど挙げたようなインフルエンザが重症化してしまう可能性のある人たちへのウイルスの広がりを抑えるという意義も持ちます。

完全米飯給食の実施に疑問 「フードファディズム」という言葉がある。この言葉は、食品が個人の健康に与える影響を過大に考えてしまうことを指す。砂糖や牛乳や白米などは絶対的に体に悪く、玄米や野菜は絶対的に体にいいなどと主張する一派すら存在する。そこまで極端でなくても、今回のケースのような完全米飯給食というのも、フードファディズムの1つである。

「はやぶさ2」の打ち上げ成功を見た「関西のオバちゃん」の鋭い指摘:日経ビジネスオンライン そのため、その上昇コースのぶれを常にチェックしぶれを補正しながら上昇していく必要がある。そのぶれを補正するために、エンジンは計算によって得たデータをもとに首をわずかずつ振りながら、「空力安定飛行」を続けているのだ(SRBもこの首振り機能をそなえている)。

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