音声心理分析ソフト調査


(追記 富士通研究所メディア処理システム研究所 長瀬さんにお聞きしたところ次のようでした。メディア処理研究所でその関係研究を行っている。今は、振り込め詐欺防止での応用を検討中。以前はイスラエルとかのソフトを使ったこともあるが、今はここで開発している。関係問い合わせは、長瀬 nagase.tomoki@jp.fujitsu.com にどうぞ(半角で打ち直しして下さい)、とのことでした。)

2001年当時の(株)アルファ・オメガソフトは、現在下記のAOSテクノロジーズ株式会社のようです。現在はデータ復元ソフト「ファイナルデータ」が主要製品のようで、音声関連は見当たらないようです。

富士通での@CRMVISIONはコールセンター用のシステムで、今は@CRMateという形でシステムにしています。今のところ、富士通での音声分析関係での使用状況は見当たっていません。
Amir Liberman氏の会社は
Nemesysco Ltd. – Voice Analysis for Security & Commercial use
Amir Liberman, Nemesysco CEO
こちらに健在のようです。
この会社の学術文献紹介の中には日本の文献も入っています。
Academic Research | Layered Voice Analysis
信州大学の橋本研究所のロボットとの感性交流関係
筑波大学のもの?
http://www.nemesysco.com/Evaluation_of_mental_stress_JASDF.pdf
日本語文献では航空機シミュレータのものが挙げられています。

AOSテクノロジーズ / ソフトウェア & サービス商 号
AOSテクノロジーズ株式会社
設 立 1995年3月31日
資 本 金 4億8,000万円
決 算 期 9月30日
代表取締役社長
佐々木 隆仁
本社所在地 〒105-0001 東京都港区虎ノ門5-1-5 虎ノ門45MT森ビル5F
社 員 数 50名
取引銀行 三菱東京UFJ銀行 渋谷支店 
三井住友銀行 東京営業部
主要株主 佐々木隆仁
ソフトバンク・インターネットファンド など
AOSテクノロジーズ / ソフトウェア & サービス1995年 3月 会社設立
1998年 2月 イスラエルと提携し音声によるウソ発見ソフト「トラスター」発売

ASCII.jp:アルファオメガソフト、“嘘が見ぬける”音声による心理…アルファオメガソフト、“嘘が見ぬける”音声による心理分析ソフトのPro版を発売
1999年09月10日 00時00分更新
文● 編集部 堀田ハルナ
『Truster Pro(トラスタープロ)』
(株)アルファオメガソフトは、音声によって話者の心理を分析する『Truster Pro(トラスタープロ)』を9日発売した。これは、イスラエルのTRUSTECH社が軍事用に開発したソフトを日本語化したもので、このソフトを使用すれば、電話の向こうの相手が嘘をついているかどうかがわかるという。
同社では半年で1000本の販売を目指すという。価格は49万8000円で、CD-ROM、ユーザーマニュアルのほか、電話につなぐモジュラーケーブル、違法コピーを防ぐハードウェアキーが同梱されている。

ASCII.jp:携帯にも便利なウソ発見器「ハンディトラスター」が格…携帯にも便利なウソ発見器「ハンディトラスター」が格安で登場
2001年09月29日 20時10分更新
文● 小磯
 98年2月にコンシューマ向けとして登場、そしてその後業務用も登場したウソ発見ソフト「Truster」を覚えているだろうか。ウソをついたときに生じる声の変化を聞き取り、話者の言葉が本当かウソかを見破る画期的なソフトとして、当時少なからず注目を集めていた製品だ。そして今回、その技術を採用した小型ウソ発見器「ハンディトラスター」が登場した。販売元のタカラによれば、同製品は定価1万2800円で3月に発売されたものだ。しかし、アキバでは初登場で、初値はいきなり6980円(コムサテライト3号店)という処分価格。半年という時間がハンディトラスターに何をもたらしたのか気になるところではある。

ASCII.jp:アルファ・オメガソフト、電話音声で心理分析を行なう…アルファ・オメガソフト、電話音声で心理分析を行なうコールセンター向けソフト『i-Risk』を発表
2002年01月28日 18時17分更新
文● 編集部 田口敏之
(株)アルファ・オメガソフトは5日、電話の音声から相手の心理の変化や虚偽を検出できるコールセンター向
けのソフト『i-Risk(アイリスク)』を発表した。

同製品は、音声をそれぞれ短い分節に区切って、音声データから人間の声に含まれる興奮、混乱、感情の大きな変化やストレスを検出するもの。相手の“緊張度”や“とまどい度”などを計測し、重大なクレームを未然に防止したり、「カードが盗まれた」などの不正コールに対する早期対応を行なえるという。また同時に、会話の内容や結果を分析し、オペレーターを客観的に評価できるようにもなるという。
通話相手の心理状態がディスプレー上に表示される
同製品は、リアルタイムで理分析を行なう『i-Riskオンライン』、検出された心理データをデータベース化して管理する『i-Riskサーバー』、会話の主なストレス部分を検出してオペレーターの評価を行なう『i-Riskマネージャー』の3つのソフトウェアから構成されている。米Risk Technologies社が、軍事用に開発した音声による心理分析技術“Truster Technology(トラスターテクノロジー)”を、コールセンター向けに応用したものだという。
同製品のサーバーの動作環境は、対応OSがWindows 95/98/Me/NT4.0/2000、CPUがPentium-500MHz(600MHz以上推奨)、メモリーは128MB(256MB以上推奨)。クライアントは、対応OSがWindows 95/98/Me/NT4.0/2000、CPUがPentium-333MHz(500MHz以上推奨)、メモリーは64MB以上(128MB推奨)、なおこれ以外に、サウンドボードが必須となっている。
価格は、オペレーターが数十人程度のコールセンターの場合、約3000万円程度。同社では、初年度約3億円の売り上げを見込んでいる。

ASCII.jp:アルファ・オメガソフト、株式増資計画と新製品の発表アルファ・オメガソフト、株式増資計画と新製品の発表
1999年12月17日 00時00分更新
文● 編集部 井上猛雄
17日、(株)アルファ・オメガソフトは、東京港区虎ノ門のホテルオークラにおいて、同社の株式増資計画と新製品の発表を行なった。
アルファ・オメガソフトは、’95年に富士通の社内ベンチャー制度から生まれた企業。12月現在、資本金3000万円で、富士通が49パーセントの株を保有している。2000年1月の第三者割り当て増資にともない、資本金を4億8000万円にし、3月の決算後に株式を公開する予定。
主な株主は富士通、ソフトバンク、三菱商事、ミレニア・ベンチャーパートナーズ。また2000年の6月には、第2回の第三者割り当て増資を実施し、資本金を15億円まで引き上げるという。
アルファ・オメガソフト代表取締役の佐々木隆仁氏
株式増資計画の発表にともない、アルファ・オメガソフト代表取締役の佐々木隆仁氏は、同社のビジネス戦略をリスクテクノロジーとネットビジネスに注力していくとした。同社では、2000年問題をチェックする『CHECK2000』、音声で嘘を発見する心理分析ソフト『Trusterシリーズ』などの製品を発売している。今回の発表会では、さらに2つの新製品を紹介した。
1つは、HDDのクラッシュや、データ消去などで誤って消してしまったデータを事後に復元するソフト『ファイナルデータ』。従来、事後のデータを復元することは不可能だったが、このソフトを使えばファイルシステム情報を経由せずに、直接データ領域のデータを調べられる。

アルファ・オメガソフトの音声心理分析ソフトを@CRMVISIONに採用[ PRESS RELEASE ] 2001-0034
平成13年2月15日
富士通株式会社
アルファ・オメガソフトの音声心理分析ソフト「Truster Pro」を
@CRMVISIONに採用
当社はこのほど、「@CRMVISION」において、コールセンターソリューションを強化するため、(株)アルファ・オメガソフト(代表取締役社長 佐々木隆仁、本社 東京都港区)の音声心理分析ソフト「Truster Pro(トラスター・プロ)コールセンター対応版」を採用し、2月15日より販売開始いたします。

インターネットが身近になった現在、CRMシステムは、One to Oneマーケティングによる顧客サービス向上をさせ、企業の競争力優位を確保するために必要不可欠のシステムとなっています。WebやE-mailといったインターネット技術を活用したCRMが注目を集め、ディジタル化・効率化が求められている一方で、音声中心のコールセンターでのお客様の”生の声”、”気持ち(心理)”を経営戦略や商品開発、取引業務に活用したいという要求も高まってきております。

「Truster Pro」は、音声で話し手の心理を分析することを可能にしたソフトウエアです。すでに、世界各国の銀行やクレジット会社などの与信部門で利用されており、カード不正利用者のチェックなどの業務で効果をあげています。
今回提供するコールセンター対応版は、電話音声を使った心理分析をリアルタイムで実現いたします。対話中にお客様の心の動きをグラフィックやテキストで可視化することで、熟練者でなければなかなかつかめなかった話のタイミングや、お客様の関心や理解度に応じた会話の誘導ができるようになり、よりよいサービスの提供が可能になります。
たとえば、

お客様の心理状態に応じて、顧客の真意を汲み取り、迅速に対応を実施
お客様の隠れた要望を発掘し、サービスや製品開発に反映
金融機関のテレホンバンキングにおける融資審査の精度向上と効率化
電話アンケートにおける回答の信頼度合いの測定のようなメリットが得られます。

[価格(税別)] 598,000円~
[提供時期] 2001年3月20日

当社は、CRM関連分野での売上として、2001年度1,400億円を見込んでおります。
今後は、「Truster Pro」を当社製CRMパッケージである「BroadChannel」への組み込みやアルファオメガ・ソフト社の他の製品との連携を強化していく予定です。

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音声心理分析ソフト調査 への1件のコメント

  1. Takeshi Yonei のコメント:

    早速に情報提供いただきまして、まことにありがとうございます。振り込め詐欺関連で研究が続いていることに勇気を得ました。
     全く別件ですが、ソニービジネスソリューションhttp://www.sonybsc.com/ の3CCD(3CMOS)を採用した防犯カメラ「リモートカメラシステム」に関心を持っています。これが導入出来れば、同一の通信回線容量で、実質2倍の線解像度の画像が伝送できるからです。
     職場の都合で、個人のメールで送信しています。
     失礼します。 2月8日

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