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記者の眼 – ついに始まった「7インチタブレット革命」:ITpro なにしろNexus 7は、中華Padの多くがおそらくコスト高を嫌って搭載していないGPSに加えて、加速度や地磁気、ジャイロなどセンサー関係も基本的なものはほとんど網羅し、さらに近距離無線通信規格のNFCにまで対応している。クアッドコア端末であること(中華Padはようやくデュアルコア化が始まった段階)や、しっかりとしたメーカー保証を受けられることなども考えると、なぜこんな価格で販売できるのかいまだに信じられないほどだ。

「無差別殺人」書き込みはなりすまし 起訴の男性を釈放 外部からPCを完全乗っ取り – ITmedia ニュース大阪市のホームページに7月、無差別殺人を予告する書き込みをしたとして偽計業務妨害罪でアニメ演出家の北村真咲(まさき)被告(42)が起訴された事件で、書き込みに使われたパソコン(PC)が新種のウイルスに感染し、別人がなりすまして遠隔操作できる状態だったことが7日、大阪府警への取材で分かった。北村さんは事件と無関係の可能性があり、大阪地検は勾留取り消しを請求、9月21日に釈放した。
誰でも「犯人」にされる恐れ ウイルス感染でPCを完全遠隔操作  – ITmedia ニュース大阪と三重で発覚した、PCが何者かに乗っ取られ遠隔操作された可能性のある事件。誰もが知らないところで犯人に仕立て上げられ、逮捕・起訴までされてしまう恐れがある。
 しかし、今回のように乗っ取られたパソコンから日本語で書き込まれるなど、日本人の犯行とみられるケースは珍しいという。ネット事情に詳しいフリーライター、渋井哲也さんも「他人にパソコンを完全に乗っ取られ、気付かないまま犯罪行為をして起訴までされたケースは初めてではないか」と指摘する。
 杉浦代表は今回の事案が明るみに出た経緯について、「政府などへの大規模なサイバー攻撃の調査で、捜査機関の調査能力が上がったため、見つけられたのではないか。今後も同様のケースが明らかになる可能性は高い」と推測する。
 感染の方法は、勤務先の上司の業務連絡を装ったウイルスを添付したメールを送りつけたり、特定サイトを閲覧させたりするなど巧妙で、所有者が感染に気付くことはほとんどない。
ボットネット冤罪事件(町村泰貴) – BLOGOS(ブロゴス)ウィルスに感染しても、ボットの場合はパソコンを自分で使うときにほとんど支障はないので、気が付かない人も多いし、自分には守るべき秘密もないから特に防御する必要もないと思っていると、ある日突然、身に覚えのない偽計業務妨害で逮捕されてしまうかもしれないのである。
従来、このようにいうと、単なる脅しだとか、ウィルス対策会社の回し者だとか、まともに取り合ってもらえなかったものだが、今後は、上記の「大阪・吹田市の42歳の男性」の例を持ち出すことにしよう。
この事件では、関与した捜査関係者が問題のバソコンを解析しようとはしなかった、少なくともウィルス感染の有無を疑って解析しようとはしなかったようであり、そのため被告人は一ヶ月少々の臭い飯を食わされる羽目になった。このことだけから見れば、国家賠償ものの怠慢捜査と言わざるをえないが、ボットネットによる乗っ取りの可能性に思いが至らず、あるいはきちんとした証拠保全をしたパソコンを調べれば何が分かるかについて知識を欠いている警察官・検察官であれば、こうした怠慢捜査に陥る可能性が大である。
民事では、事実上の推定により、IPアドレス等によりパソコンが特定されたら、それを覆すための事実・証拠を提出する責任をパソコン所持者の方に課すという運用が必要だ。パソコン版の事案解明義務が必要ということである。
iPS細胞の研究で山中伸弥教授がノーベル賞(町村泰貴) – BLOGOS(ブロゴス)今は、ノーベル賞受賞で世の中が沸き立ち、日本の科学技術・学問の成果に誇りを共有している。この思いが残っているうちに、山中先生の今後の研究の発展のためのみならず、山中先生に続く次世代の若手研究者の、様々な分野における研究にも、そしてそうした学術研究や学問の場を維持発展させるためにも、運営交付金や補助金を一律カットするというような方向に歯止めをかけ、科学研究予算の一層の拡充を望む。


世界で加速する高齢化に「揺りかごから墓場まで」はもう通じない 英国・ワイト島で始まったCare4Careの試み(木村正人) – BLOGOS(ブロゴス)その仕組みは非常にシンプルで「Care4Care」と名付けられた。
将来、自分が年をとってケアが必要になるときに備えて、地域のお年寄りの世話をして「ケア・クレジット」と呼ばれる権利を貯めておこうというものだ。
ウルフ教授は「揺りかごから墓場まではもはや成り立たない。今、必要なのはお年寄りをケアする人を増やすことだ。Care4Careの必要性は高く、若い人がお年寄りをケアすることで自分の老後に対する備えにもなる」と自らのブログなどで述べている。

スマホの内部情報ぶっこ抜き事件(町村泰貴) – BLOGOS(ブロゴス)さて、対策はどうしたらよいのか。
利用者サイドでは、スマホの仕組みを理解した上で、自己の保有する情報をどこまで外部に渡すかを適切に判断し、許諾するということしかない。
そのためには、分かりやすい表示と、不必要な利用者情報の利用を必須条件とすることの禁止が必要だ。
この点は、政府の規制、そして業界の自主規制に期待される。
スマートフォンの利用者情報等に関する連絡協議会というのができて、これには應義塾大学総合政策学部准教授の新保史生氏と英知法律事務所弁護士の森亮二氏が参画している。ここではガイドラインを作成してむやみな利用者情報収集に歯止めをかける方向に行くのであろう。

「ワーク・シフト」 ーひっそりと自分で未来のことを考える本 (小林恭子) – BLOGOS(ブロゴス)例えば私が良く見ている英国の新聞業界の動きである。あるいはテクノロジー業界の動きでも良い。少し前までは、「稼いで、利益を出して何ぼ」という考え方があった。良いウェブサイトやコンテンツがあったとして、例えそれがどんなに素晴らしくても、「利益を出せなければ、黒字にならなければ、評価されないよ」という考え方が過去にあったが、今はこれが消えた気がする。
 代わりに、どこで評価されるかというと、「どんなに面白い、素晴らしい、斬新な、社会の役に立つアイデアか」、という点なのだ。
『ワーク・シフト』著者、リンダ・グラットン教授に聞く「なぜ私たちは漠然と未来を迎えるべきではないのか」(上) :PRESIDENT Online – プレジデント――『ワーク・シフト』では、漠然と未来を迎えてしまい、時間に追われ、孤独で、貧困な人生に陥ってしまう人たちの話が生々しく描かれています。そうならないために、私たちはいま何をするべきですか?
3つのシフト(転換)が必要です。まず、「この世界で、自分に価値を付加するためにできることは何か」を考えてみてください。あなたが人よりうまくできること、人より夢中になれることはなんですか? これからはジェネラリストへの需要は激減します。なぜなら、浅い知識や分析は、テクノロジーが代替してくれるようになるからです。深い知識や高度な専門技能がなければ、仕事がなくなってしまいます。それも、ひとつの専門分野を持つだけでは十分ではないのです。ただし、ひとつの専門技能にこだわるあまり、広い視野を失うのもまたリスクです。専門分野に隣接する分野に移動するとか、新しい分野に挑戦するなどしながら複数の部門のスペシャリストになることが、あなたの価値を高め、選択肢を広げます。
第2のシフトは、他者とのネットワーク作りです。孤立した状態では、先に述べたような高度な専門知識は身に付きません。個人対個人で競争するのではなく、他者との共同作業を通じて真のイノベーションが生まれます。さまざまな新しいテクノロジーによって人々が結びつけば新たな機会が生まれ、会ったこともない人との間でビジネスが成立したりするようになるでしょう。一方で、インターネット環境が整えば整うほど、生身の人間との接点が減ってしまうというマイナス面もあります。自分がやすらぎを感じることのできる人間関係を持つことも大切なシフトです。本のなかではこれを「自己再生のコミュニティ」と呼んでいます。
第3のシフトは、働くことをどれだけお金を稼げるか、どれだけたくさんのものを買えるか、という「所得と消費」の面からのみとらえるのではなく、情熱や満足感を得られる経験を生み出す行為に変化させることです。「働いて稼ぎ、それで物を買って幸せを感じる」という「古い約束事」はもはや破綻しています。先進国は低成長下で、金儲けと消費だけを仕事の目的にすることができなくなっており、環境への配慮から、大量消費への逆風も強くなっています。私たちは、テクノロジーのイノベーションによって、働き方も働く場所も自分で選べるようになりました。生活の大半を仕事に吸いとられる必要はなくなったのです。これがいちばん難しいシフトかもしれませんが、消費による満足感は、長続きしないことがわかっています。
『ワーク・シフト』著者、リンダ・グラットン教授に聞く「なぜ私たちは漠然と未来を迎えるべきではないのか」(下) :PRESIDENT Online – プレジデント
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