絶対勝たなければならない?

W杯の話ですが、今日が対クロアチア戦ですね。テレビ朝日のW杯決めセリフ「 絶対に負けられない戦いがそこにある!!」というのが気になっています。
それは意気の話だったら、そうなんでしょうが、勝負には、特に、サッカーの試合には絶対というのは無いでしょう。やってみないと分からないし、何があるか分からない。だから面白いし、やる気も出てくるというものでしょう。
あとは、テレビのことであれば、負けちゃったら続きの予選中継はなくなるし、この試合は見逃しては駄目、と言いたいのでしょうから、それはそれで良いのです。
なんだかね、あおっておいて、期待させ、期待が外れたら、たたく。そして次は絶対となる。他にすることは無いのでしょうか? 例えば、試合後に暴れていた若者をもっと追求するとかは、マスコミに”絶対に”して欲しいことです。あるいは、一般人を追求するのがいやなのなら、警備陣に何か無かったのかでも良いじゃありませんか。それに、空席が目立つ理由と大会運営のことどもも必要でしょう。視点を変えて、日豪の狭間に立っていた人はどうだったのか、日本とクロアチアの狭間はどうか、とか、いくらでもあるでしょう。
何かあったら、例えば被疑者に一斉に、というのがテレビで良く見る風景なのですが、それは知恵の無さと工夫の無さの現れだと私は見ていますが、それと”絶対”というのが根っこが同じではないかと思うのです。美しくないのです。何とかならないものでしょうか。

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