アンコール・トム – Wikipediaアンコール・トム (Angkor Thom) は、アンコール遺跡の1つでアンコール・ワット寺院の北に位置する城砦都市遺跡。12世紀後半、ジャヤーヴァルマン7世により建設されたといわれている。周囲の遺跡とともに世界遺産に登録されている。
アンコールは、サンスクリット語のナガラ(都市)からでた言葉。またトムは、クメール語で「大きい」という意味。
アンコール・トムは一辺3kmの堀と、ラテライトで作られた8mの高さの城壁で囲まれている。外部とは南大門、北大門、西大門、死者の門、勝利の門の5つの城門でつながっている。各城門は塔になっていて、東西南北の四面に観世音菩薩の彫刻が施されている。また門から堀を結ぶ橋の欄干には乳海攪拌を模したナーガになっている。またこのナーガを引っ張るアスラ(阿修羅)と神々の像がある。
アンコール・トムの中央にバイヨン (Bayon) がある。その周囲にも象のテラスやライ王のテラス、プレア・ピトゥなどの遺跡も残っている。
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表 話 編 歴
アンコール遺跡
アンコール・トム
バイヨン – バプーオン – 象のテラス – ライ王のテラス – ピミアナカス – プラサット・スゥル・プラット – クリアン – プリア・ピトゥ – プリア・パリライ
タ・プローム
アンコール・トム周辺
アンコール・ワット – プノン・バケン – バクセイ・チャムクロン – プリヤ・カーン – クオル・コー – ニャック・ポアン – タ・ソム
東バライ周辺
トマノン – チャウ・サイ・テヴォーダ – スピアン・トマ – タ・ケウ – タ・ネイ – タ・プローム – バンテアイ・クデイ – スラ・スラン – プラサット・クラヴァン – プレ・ループ – 東バライ – 東メボン – バンテアイ・サムレ
西バライ周辺
西バライ – 西メボン – アック・ヨム
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