警視庁創立140年特別展 警視庁全職員アンケートで選んだ首都140年の十大事件1位:オウム真理教事件
(平成7年(1995)~)
●平和と言われていた日本で発生したことは、世界中に衝撃を与えた(30 代後半・男性)
●部や所属を越え、警視庁がひとつになって戦った(40 代後半・男性)
●人間の心の中にある弱さを考えずにはいられない。何かにすがり信じたいという気持ちが、殺人までを正当化してしまう(50 代前半・女性)
●「豊かで平和な日本」を震撼させた。高度成長期の日本の影の部分がバブル崩壊後の日本国に露わになった(56 歳以上・男性)
2位:東日本大震災
(平成23年(2011)3 月11日)
●未曾有の災害。尊い命を沢山失った(30 代後半・男性)
●首都機能が麻痺し、情報が錯綜する中で警察、自衛隊、消防、役所が一体となって対処した(20 代後半・男性)
●人生観を変えさせられた。警察官であることを超えて、これからの人生においていつ何が起きるかを考えさせられた(30 代後半・男性)
●都民・国民の生命・身体を守ることを使命としている警視庁警察官として、自然災害発生時に「警察官の本能」を発揮すべく、平時から訓練して備えたい(30 代後半・男性)
3位:あさま山荘事件
(昭和47年(1972)2月19日)
●当時子供であったがショッキングな事件で強く記憶に残っている。潜在的に警察官になろうと思ったきっかけになったと思う(50 代後半・男性)
●日本中が固唾を呑んで、テレビの生中継に見入っていた(40 代後半・男性)
●隊長の殉職を目の当たりにした(56 歳以上・男性)
●過酷な状況の中、命を賭けて職務執行した先輩方に対して、我々は、恥ずかしくないような仕事をしなければならない(18-25 歳・男性)
4位:三億円事件
(昭和43年(1968)12月10日)
●警察を装っての犯行は悪質極まりない。警察の威信に関わる(20代後半・女性)
●初めてモンタージュ写真が使われた(56 歳以上・男性)
●テレビの「事件史」のような番組で常に代表格。ドキュメントやドラマで再三見て、特に印象が強い。同年代の方々は同じ感覚を持っているのではないか(50代前半・男性)
●遺留品が多数残されているこのような事件がなぜ解決に至らないのか。捜査の課題である(30代前半・男性)
5位:大喪の礼/即位の礼・大嘗祭
(平成2年(1990)11月12日)
●全国民が悲しみ、また固唾を飲んで本国儀を見守った。まさに歴史的な出来事であり、全警察官が命を削って従事した警備だった(40代後半・女性)
●警視庁のみならず、全国警察の応援を得、そして威信をかけて完遂した警備であったと思う(40代後半・男性)
●昭和天皇が崩御された時、その悲報を確認のため交番を訪れた女性が、交番の時計を見ながら手を合わせた事が印象に残る(50代前半・男性)
●多摩御陵の警備に従事した。天の嘆きのように深々と雨が降っていたのを思い出す(50代前半・男性)
6位:オウム真理教事件特別手配3人の逮捕
(平成24年(2012年1月1日~))
●手配犯はすでに自殺しているとか、逮捕は難しいという声も聞かれたが、悪い奴は必ず生け捕りにするという警察の執念が勝ったと感じた(30代前半・男性)
●オウム事件を報道等で見て、警察官への憧れを抱き、入庁した。まさか自分が手配犯の検挙と特捜本部設立に関わるとは思わなかった(30代前半・男性)
●生まれて初めて死刑囚から直接事情聴取をした。事件発生から17年以上経過したにも関わらず、根の深い事件の背景に驚愕した(30代後半・男性)
●若い警察官の一生懸命な姿を見た一般の方が、検挙に至る情報提供をしてくださった。一生懸命仕事をしていれば誰かが見ていてくれている、十何年経っても事件を解決することができると感じた(20代後半・男性)
7位:世田谷一家殺害事件
(平成12年(2000)12月31日)
●私も親となり、幼子を殺害する残虐性に憤りを禁じ得ない(30代前半・男性)
●よく特別番組を見ていた。当時は学生で、警察官になることを考えていなかった。今は絶対に捕まえたいと思う(20代後半・女性)
●都民・国民の記憶からなくなって欲しくない(30代後半・男性)
●現在従事している。都民の安全・安心確保のために、警視庁が全 力を挙げて解決しなければならない(30代前半・男性)
8位:秋葉原無差別殺傷事件
(平成20年(2008)6月8日)
●現場に居合わせたことが刑事を志したきっかけ。被害者の無念は絶対に忘れてはいけない(20代後半・女性)
●現場に到着し、上司への第一報を「戦争の現場です」と言った記億がある(18-25歳・男性)
●犯行動機を聞き、社会の規範、倫理道徳が崩れていると思わざるを得ない(50代前半・男性)
●この手の凶行を防ぐマニュアルは作れるのだろうか(50代前半・男性)
9位:西南の役
(明治10年(1877)2月~9 月)
●歴史の大きな1 ページ。成熟した国家へと歩みだした第一歩と感じる(30代後半・男性)
●この戦に敗れれば近代警察制度は崩壊していただろう(50代後半・男性)
●小学校の歴史でも習う、歴史ある職場にいることを誇りに思(30代前半・男性)
●警察学校で「当時生きていたらどうしたか」と質問された。どうしても答えが出なかった。今でも考えてしまう(30代後半・男性)
10位:八王子スーパー強盗殺人事件
(平成7年(1995)7月30日)
●高校3年生の時に起こった。被害者が後輩の親戚であった(30代前半・男性)
●初動捜査で現場に入った瞬間の悲惨な光景は今も忘れられない(30代後半・男性)
●事件の風化が危倶される。事件解決への執念・気概だけは忘れてはならない(40代前半・男性)
●現在も捜査本部による粘り強い捜査が継続されている。絶対に解決する(30代後半・女性)
GoPro×クアッドコプターが変える極限世界の報道システム : ギズモード・ジャパン使用機材はGoPro Hero3+ Black Edition+DJI Phantom 2の模様です。このセットを使いこなせるようになれば、新しい仕事に繋がるかもしれませんね。
第3回将棋電王戦第2局、やねうら王が佐藤六段を破る | スラッシュドット・ジャパン ITやねうら王は今回が電王戦初出場。バグが見つかったために特例としてプログラムの修正を認められたが、プロ棋士に事前提供されたソフトウェアから棋力が向上しているなどの批判を受け(/.J記事)、最終的にバグ修正前のバージョンを使用して対局に挑んだ。対局ではやねうら王が中盤から正確な読みでリードを広げ、95手で佐藤六段を破った。やねうら王を開発した磯崎氏は、(フリーズすることなく)最後まで指せたので満足と語ったとのこと。
ニュース – 省庁共通の人事・給与システム、対象職員数が約11万人に:ITpro 各省庁でバラバラに構築、運用していた人事・給与システムを統合する同プロジェクトは、一時は失敗が危ぶまれながらも、仕切り直しを経て立て直した(関連記事)。2010年10月に人事院でシステムを先行導入したのを皮切りに、2011年度には衆議院、宮内庁、国会図書館、2012年度には厚生労働省(本省)、総務省、公正取引委員会、農林水産省が移行を完了。2013年度は会計検査院、厚生労働省(施設等機関)、法務省、特許庁、海上保安庁、林野庁で本番稼働した。
「衰退国の先輩」イギリスに学ぶイギリスで「産業革命」が起こったとか「産業資本主義」で成長したとかいう常識は、最近の経済史では葬られている。大英帝国のエンジンは産業革命でも綿工業でもなく、北米のプランテーションと奴隷貿易だった。本国の何十倍もの面積をもつアメリカ大陸を経済圏に入れ、そこから砂糖やタバコなどの一次産品を輸入してアフリカに売り、北米に奴隷を輸出する三角貿易が最大のビジネスだった。
経済が永遠に成長し続けることはできないし、それが幸福につながるとも限らない。日本がイギリスに学ぶべきなのは「成長戦略」ではなく、成長期の富を世界に投資して末永く収益を確保し、衰退局面に入ってからも100年以上にわたって「美しく老いる」ことのできたイギリスの知恵だろう。衰退国の先輩に学ぶべきことは多い。