WordPressの引越しで、データベースが大きすぎた問題への対処手順メモ
hostmonser でblog.nogami1.com 上にブログを作成していたのであるが、若干管理画面でのレスポンスが時間がかかるような気がしたし、外部FTPサーバーへのアクセスが止められていたし、日本でも安いのが結構出てきたし、ということで、引越しを試み中。
ところが、WP管理画面からのツールでのエクスポートとインポートを行ったところが、一部しか引っ越せない。最近2年分が出ないのである。これは多分引越しツールでのファイル制限に引っかかったと思われた。つまり、データベースが約９MBあるのだが、ダウンロードしたファイルが５Mほどしか無いのである。
対策をネットで探したが、データ転送のPHPレベルでの制限のせいらしく、PHPでなくてSQLコマンドを使って、とかの話しか見えない。で、WP-DBmanagerとかいうWordPressプラグインを試した。これでバックアップファイルを作成。そのファイルを移し、新サイトにもDBmanagerを入れ、そのバックアップファイルを指定しての戻しを実行。データベースの中身の以降は何とかできた。ところが、新サイトではDBのテーブル名にrootwp_が付く設定になっていて、旧サイトではDBのテーブル名はｗｐ＿であった。仕方ないので、新サイトのwp_config.phpを削除して、新インストール的にして、DB名とかテーブルのプレフィックスをｗｐ＿にするとかの指定を行った。で一見引越しOKかと思われた、が途中から旧サイトに飛んで戻ってこない。内部のオプションで旧サイトを指す部分が残っているのだ。（これは、当面nogami1.comとnogami1.netが並立する問題への対策になるかも。従来通りならblog.nogami1.comにアクセスするだろう。そこにアクセスすると飛ぶのがnogami1.netに勝手に変わっている、という具合ではどうだろう。）
仕方ないので、新サイトのｐｈｐMｙAdminで当該テーブルらしきものを探し、オプションが入っているのを探し、その項目の中身をblog.nogami1.comからnogami1.netに書き換え。どうも、二箇所があるみたいだが、一つしかｐｈｐMyAdminでは直せなかった。あとは管理画面の途中から入るなどで、何とか新サイトにむりやり留まりながら、管理画面のオプション設定欄を探し、旧サイトへのリンクを見つけ、もう一つも変更。何とか動き始めているところ。まだ、uploadディレクトリの写真などは blog.nogami1.com への固定リンクとなっており、どうしようもないので、ゆっくりと移すことにする。やれやれ。しかし、ファイルの大きさ制限の話は何とかスマートに解決できないものか。
旧サイトは５．９５ドル/月で、
UNLIMITED Hosting Space
UNLIMITED Site Bandwidth
Host UNLIMITED Domains
Unlimited Pop/Imap Email Accounts
SSH Access (Secure Shell)
SSL, FTP, Stats
CGI, Ruby (RoR), Perl, PHP, MYSQL
Front Page Extensions
Free Domain Forever
Free Site Builder
Best Support in the Industry
ということが魅力的で、特に容量の心配がないのは良かった。しかし、実際上はそんなに使いきれないのでさる。大体１ドル１００円で換算すると２年間で約１万４１千円。これでnogami1.comを使ってきた。
問題はFTPで、外向けFTPが通せないことにあった。また、ポート番号が８０と違うのを使うことがあり、ファイアウォールを通らなくなる問題があった。仕方なく、通せるところを探した結果がsakuraで、PHPが付いている最安のがスタンダード、３GB,月５００円＋初期1千円である、これは2年間なら1万1千円になる。独自ドメインは別で、最安の.comでも年１８００円だから、2年ならトータルで1万４６００円。つまり、hostmonsterに必ずしも勝っていない。
同時に探していた別のレンタルサーバーの中でVALUE DOMAINがあった、これは.comが年９９０円で、無料サーバーもある。しかし、無料サーバーを含め、有料のも当たってみたが、どうもうまく使えなかった。
ということだが、その過程でnogami1.comを頼んでしまったので、それとsakuraを組み合わせると２年で1万3千円。これならhostmonsterとほぼ拮抗する。そのうちデータ容量も増えてくることを期待しつつ。