東京国際ブックフェア2006を見てきた

ビッグサイトで同時開催の国際オフィス機器展を見るのが主目的で、東京国際ブックフェア2006はたまたま見たようなもの。去年も見に来たはずだが、来た時間帯の違いだったか、今年はとても混んでいてゆっくりひやかすこともままならず。また、今日は午後6時までやるとのことで、早めに帰ったから、店じまいの外国勢が気前よく展示品を無料配布するのにも出会わず。
同時開催の中にオフィスセキュリティもあったはずだが、全体の中で完全に埋没しているし、活気も感じられなかった。
ブックフェアでは、外国本のカート積みのが結構大量にあったのが目に付いた。去年は電子本系統に私としては注目したのだが、今年はこれも埋没気味である。
オフィス機器の中で製本の機械を特に見たのであるが、結構色んなものがあって、選べることが分かった。ホッチキス留めはそろそろ見直しだろうか。糊付けの機械の方が結局は手間が省けそうだし、環境的にもいいのではなかろうか。
ホッチキスの所で念のために聞いたところ、弾に鉄ではなくて、紙と同じ扱いができる素材はないかという問いに対して、昔からの、かつ、永遠の課題なんです、ということだった。つまり、できる見通しなし、である。私にとってはまあ、別に人ごとなんですけど、これでは現に売られている弾を使わないホッチキスみたいに、簡単な方では弾を使わない綴じ方から攻められ、複雑な方では糊綴じの方から攻められ、いずれ市場を失うことになるのでしょうね。

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