【鼎談:眞鍋かをりさん×疋田智さん×松浦編集長】クルマと自転車が共存するためには。前編眞鍋 「自転車は車道の左側を走る」ということを老若男女に徹底させるためには、どのような手段が有効だとお考えですか?
疋田 私の持論なのですが、一番効果的なのは、警察官がきちんとヘルメットをかぶって、車道の左側を走ることだと思います。これこそが、「教育」の第一歩。子どもたちへのモデルにもなりますし、ドライバーへの意識付けにもなると思うんですよね。
本好きの悩み~今後買う本は、紙にするか電子にすべきか?《青木恵美「信州ITラプソディ」》
(2/5)記者の眼 – Nexus 5に見た「ちょっと先の標準インターネット端末」:ITpro そこでAPNについて勉強させてもらおうと考えて、IIJを訪問した。対応してくれたモバイルネットワークサービス部モバイルサービス課 担当課長の佐々木 太志氏は、APN関連の設定項目で大事な設定項目は「APN」「ユーザー名」「パスワード」「認証タイプ」「APNプロトコル」だと説明してくれた。
ではAPNとは、何を表しているのか。「以前のダイヤルアップ接続では、アクセスポイントにモデムから電話をかけていました。このアクセスポイントの電話番号に相当するのが、APNだと考えればよいでしょう」(佐々木氏)。名前の付け方は様々で、IIJmioではドメイン名の書式になっている。ユーザー名とパスワードは、アクセス時の認証に使用する。通信サービスによっては電話番号で認証するので、設定欄の入力が不要な場合もある。
写真3●APN設定画面の写真2で示した部分の続き。赤枠部分は、ここで解説している
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写真2に示した画面の続きが写真3である。「MCC」の440、「MNC」の10は、筆者は暗記していたものの。実は何を指しているかは分かっていなかった。「これら2つのコードは、SIMを発行した通信事業者を表しています。MCCは、どの国・地域かを示しており、440は日本です。MNCは通信事業者を示しており、10はNTTドコモです」(佐々木氏)。
IIJmio高速モバイル/DサービスはNTTドコモのMVNOで、SIMカードはNTTドコモのものを使う。よって、440と10になるのだ。MCCとMNCは、むやみに変えないほうがよさそう。「試しにMMCの値を変えてみたところ、つながらなくなりました」(IIJ サービスオペレーション本部 サービスサポート部 ネットワークサービス課 エンジニアの松崎 考視氏)。
その下にある「認証タイプ」も、先ほどの認証に関連する設定項目で、認証プロトコルを指定する。「PAP(Password Authentication Protocol)」「CHAP(Challenge Handshake Authentication Protocol)」「PAPまたはCHAP」という選択肢があるが、覚えておきたい点が1つある。「当社はPAPでもCHAPでも大丈夫です。しかし、事業者によっては、PAPかCHAPの一方しか使用できない装置を採用しているケースがあります。その場合は、PAPとCHAPを間違えないようにしなくてはなりません」(佐々木氏)。
「APNプロトコル」の設定項目は、「IPv4」「IPv6」「IPv6/IPv4」を選択可能だ(写真3)。佐々木氏は、「Nexus 5をIIJmio高速モバイル/Dサービスに接続するのであれば、APNプロトコルの設定をIPv4/v6に設定してみてほしい」と話す。IIJmio高速モバイル/Dサービスは、LTEに対応したデータ端末で接続方式を変更できれば、IPv4アクセスとIPv6アクセスの両方が可能であるためだ。ここの設定を「IPv4/v6」にすると、まずIPv6アクセスを試みて、ダメだったら自動的にIPv4アクセスに切り替えるという動作になるはずだ。「IPv6」にすると、IPv6だけアクセス可能になる。
なお、「APNプロトコル」の下にある「APNローミングプロトコル」は、ローミング先で使用するプロトコル。まだIPv6に対応している携帯事業者は少ないので、IPv4にすべきケースが多いだろう。
無人飛行機によるアマゾンの配達サービスは実に「ベゾス的」《瀧口範子「シリコンバレー通信」》 また、あのアマゾンが……。ここ数日、ウェブを占領している話題は、アマゾンが「ドローン」で配達をする実験を続けているというものだ。
アマゾンが言うには、同社の配送の86%はドローンでカバーできるらしい。つまり、同社の配送センターは今やどの配送先からも小型ドローンの飛行距離内にあり、運ぶモノの重量もそれほど問題ではないとうことだ。
アマゾンでは、すでにこのサービスに「プライム・エア」という仮称を付けている。プライム・エア会員になると、注文した商品を何と30分以内に配達してくれるようになるらしい。ピザのデリバリー並みのスピードだ。これは日本の宅配便も追いつかない。
技術革新が音楽の世界を変える?このグラフはミュージシャンの収入の内訳の20年間の変化。グラフにあるようにライブからの収入の割合がどんどん増えて著作権からの収入の割合は大きく減っている。
そもそも、昔は王様とかが優秀な音楽家の演奏を生で聴くのが最高の贅沢の一つだったに違いない。それが録音するという技術ができて発達することで音楽を家でいつでも楽しむというのが最高の贅沢に変わったのだろう。(もちろんライブ/コンサートももう一方の楽しみであることは間違いないが)。それが今度はあまりに安価に音楽を家でもどこでも効くことができるようになったので再びライブという手段が音楽を楽しむ上で重要になってきているのかもしれない。
あらゆるいのちを守り育む「ふるさとの森」を全国に広げたい – 宮脇 昭 土地本来の木々でつくられた本物の森は、大火事、大津波、大震災、洪水、台風などの激甚災害から人の体や財産を守ってくれます。たとえば、シイ・タブ・カシノキなどの常緑広葉樹は、深根性・直根性であるため、大地に深く根をおろして地震や津波にびくともしません。また葉が厚く密集するため、水分を多く含み、「火防木(ひぶせぎ)」としての役割も果たします。
私は森の防潮堤を被災地の南北300キロメートルにわたってつくりたいと考えています。そのためには約9000万本の木が必要です。壮大な計画は一朝一夕に成し遂げられるものではありませんが、幸い多くの方々のご支援によって着実に進められています。なかでも公明党の太田昭宏国土交通大臣は、被災地へ何度も足を運び、現場の意見に耳を傾け、森の防潮堤計画を国の事業として採択してくださったのです。