【三浦優子のIT業界通信】なぜ日本のOffice 2013のライセンス形態が特別なのか Office 365 Home Premiumの利用規程では、商用利用はできないからだ。「商用利用=プログラムを書いて再販する」ことを思い浮かべる人もいるかもしれないが、この場合の商用利用とは、「家に戻って、昼間は時間がなくて作業できなかった、会議の議事録を家のPCに搭載されたWordでまとめる」ことも含まれる。つまり、ライター業のように、PCを使って文字を書くことを専業にしている人だけでなく、仕事のためにOfficeを家庭で一時的に利用することも認められていないライセンスなのだ。
なお、商用利用は、主要国ではOffice 2010の時点からHome and Studentでは認められていなかった。
一方、日本ではPCにバンドルされているOfficeは、「Office 2013 RT」も含めて、全ての製品で商用利用が認められている。RT版は日本以外の国では商用利用は認められていないのだが、日本に関しては商用利用ができるのである。
仕事でOfficeを利用し、複数台数で利用したい場合は、「Office 365の新バージョンを利用して頂ければと思います」と三野氏は話す。
【笠原一輝のユビキタス情報局】タブレットのWindowsライセンス見直しで始まるWintel“帝国の逆襲” ~Officeをバンドルして大幅値下げへ まず、x86版WindowsタブレットにOfficeをバンドルするというのは、特段驚くことでは無い。というのも、すでにWindows RTタブレットにOfficeがすでにバンドルされてきたからだ。ただし、海外のWindows RTにバンドルされているOfficeは、ビジネス用途には利用できないホームユーザー限定のライセンスになる。学生やホームユーザーが文章を作る時などに用途が限定されており、それ故に、安価にWindows RTにバンドルされているのだ。おそらく、x86版WindowsタブレットにバンドルされるOfficeもそれに準じた形になると考えることができる。
日本市場だけはこのルールの例外で、日本のユーザーだけはWindows RTにバンドルされているOfficeを商用で利用できる(詳しくは別記事を参照)が、現時点ではこの日本特別ルールがx86版Windowsタブレットにも適用されるかは明白ではない。仮に欧米市場でのx86版WindowsタブレットにバンドルされるOfficeがWindows RT版と同じライセンス条件であるとすれば、同じ条件になる可能性は高いと考えられる。
マイクロソフト、小型Windows 8タブレットにOffice をプリインストール – Engadget Japanese一方、Computex 2013 で Acer が発表した初の8インチ Windows 8 タブレット Iconia W3 は、329ユーロ(32GB) / 379ユーロ(64GB) / 379ドルと安価でありつつ、Office Home & Student 2013 をプリインストールする点が話題になりました。
萩原栄幸の情報セキュリティ相談室:社長の使うOffice 2010が怪しい それって違法ですか? 合法ですか? (1/2) – ITmedia エンタープライズ社長の行為は明らかに「不正行為」に該当する。なぜなら、このパッケージは英語で「Microsoft Office2010 Home & Student」(日本では未発売)とあり、「非商用」が利用条件となっているからだ。つまり、このソフトを会社の文書作成が主目的で使用するのは「不正」なのである。
ポケットカード「P-oneカード〈Standard〉」請求時に割引されるからオトク感UP!いつでもどこでも自動的に1%OFF!!ザイFX! スペシャルサイト請求時1%割引。