これはパラパラめくっただけですが、「科学的」とかの特有の表現もあり、特有のお立場だったんだ、と納得した次第です。私の知らない権威をカサに、自分のことを棚に上げながら、ばっさり。でも、その態度が自分に向けられても仕方ないんですよ。純文学ならぬ、純文章だって? 高校生向けにはまさか、そんな教え方はしてないと思いますが、日常生活で役立つものは、この先生は相手にしてないようでした。では、さようなら。この本、買わないで良かった。念のためですが、こんな文句を言う趣旨で取り上げたのでは決して無くて、高く評価する書評を見たもので、素直に学ぶつもりだったのですが、残念です。まあ、独特の文学の世界は、私は縁が無かったようです。
ああそうそう、自分の好みというか、立場を言わないでおくのは、この先生と同じになるといけないので、言います。本田勝一の「日本語の作文技術」は、30年ほど前に読んで、目から鱗が落ちる思いをしましたね。特に、日本語の句読点の打ち方は、他に見ない説明でした。最近のでは、藤沢晃治著の「分かりやすい」シリーズが秀逸ですね。分かるということは大事だと思います。
関係ないですがW杯クロアチア戦、もう一歩でしたね。川口GKは男を上げました。最後にはみんなヘトヘトでしたね。頑張っているんでしょうけど、最後に点を取られなかったのは幸運が味方しました。一縷の望みはあるにしても、ほとんど最後になるだろう今度のブラジル戦で、せめて一矢を報いて男を上げてくれるのは誰でしょうか。頑張って下さいね。