食糧倉庫見学

江東区塩浜1丁目に 農林水産省 東京農政事務所 深川政府倉庫がありますが、そこで昨日と今日、「親子で楽しく食育体験」というイベントがありました。その中で、夏休みおコメ倉庫探検隊という形で、倉庫の見学をさせていただきました。s-070826-143003.jpg
玄関を過ぎて、倉庫の中に入って、更に、トラックが行き来するスロープを上っていきます。以前の大正時代に創られて、平成まで使っていた倉庫では、ハトが多数住み、住民から苦情があったそうです。新しい倉庫では、ハトが留まりそうな場所には針を置いて、ハト害防止を行っているそうです。なお、以前の倉庫は現倉庫から道路を隔てた場所で、今のニュートンプレイスが立っている場所な訳です。s-070826-143309.jpg
各倉庫の扉です。s-070826-143448.jpg
仕事の多くで掃除が行われるそうで、これは小回りの利く小型の掃除機。人間が乗るタイプもあるそうです。s-070826-143732.jpg
倉庫の扉の横で「開けごま」と言うのではなくて、ひもを引っ張りますと扉が開きます。s-070826-144720.jpg
中は摂氏15度、湿度70?に保っているそうで、タンクトップ姿では相当に寒いのです。この温度湿度で、籾殻付きで保管すると、冬眠状態に米がなるんだそうです。これを田んぼに撒くと稲が育つそうです。s-070826-150058.jpg
中は相当に高く、虫除けで点灯させる天井の普通の蛍光灯を取り替えるのが大変だそうで、この電動昇降機で一人で取り替え出来るようになる以前には7人がかりで櫓を組んだそうです。s-070826-150428.jpg
一袋が30kgだそうで、重さを実感してもらうんだそうです。s-070826-151957.jpg
外では、色んな展示をしてくれています。わらじ作り体験とか、色んなものが用意されていました。

この倉庫は
http://www.tokyo.info.maff.go.jp/nousei/souko/souko0.htm
バーチャル見学も出来るようです。
何でもここには、東京都民の1200万人が約1カ月食べる分が保管してあるそうです。
ここの他にも全国に倉庫があり、水をかけるだけで食べられる米とか乾パンだとかを立川にも置いてあるとか。
質疑応答で、地震でラックに積んだ米が崩れないかを聞いたのですが、今までの地震で大丈夫だったそうです。
確か、非常用の通路が地下トンネルで木場公園の所まで通っているのだったと思いますが、いざとなれば、自衛隊がここから米を運び出すのでしょう。

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