ポスト・サブプライム

今日はGAで全国慰霊祭でした。チェックがしっかりしているな、と思ったら、A総理ご出席。お忙しいところありがとうございます。選挙にならなかったおかげでしょう。
でもね気がついたのは、かつての全盛期田中さん、小泉さんはオーラがありましたね。完全に周囲を威圧してました。Aさんは威圧は無くて、別種のオーラ、何だか小さく見えて、さみしそう。でももちろん、手を差し伸べられないようなオーラではあります。
今日は、話を聞くはるか前、前奏音楽が出始めてすぐから、不覚にも涙腺が。年寄るとね、これか。でもね、年寄ると、琴線が増えるんだと、私は解釈しますよ。目の前に、遺族席があり、幼子たちが無邪気に遊ぶものですから、つい。

夜にはアル・ゴアさんの「不都合な真実」を見せてもらいました。何瞬かしか寝てませんよ。ショッキングという前説付きでしたが、私にはあまりショックはなし。この前聞いた南極越冬隊の話の、氷は溶けているところあるが、全部ではない、との方が実感的で説得力あり。ゴアさんは、講演しまくっている場面があっても、現場を知っている雰囲気ではない。
一つ発見はこれです。最初から、温暖化否定論者との論争を当然あるものとしての、登場であったことです。事実を否定論者が改竄したとか。そして、否定論者の論文が出てない、ゼロだよ、と主張するところが印象的ですね。全会一致は認めないとかの話しを、かつて、イザヤベンダサンので見たことがありましたが、その部分だけは本当だと思ったのを思い出しました。誰も言ってない、と言う片方では、反論者はタバコ会社のなんとかとか、語るに落ちるというか、そのような論調は、見る人により馬脚を現すのですけどね。論文出したけど、こう間違っている、でなければいけません。ただ、ゼロ、というのでは、出させなかったというのであって、改竄されたというのを文句言えないと思いますが、どうでしょうか。

この点をもう少し私論を言います。反論が無い、というのを論拠にするといけないと思うのは、これです。テロする側が、こうしないと(テロして殺さないと)聞いてくれないから、という論法に対抗できないのです。

さて、今日のリンクは主にポスト・サブプライム

シリーズ――ポスト・サブプライム(2):NBonline(日経ビジネス オンライン) 金融資本主義は、イノベーションを停滞させた――。技術イノベーションに造詣が深く、世界中の大企業のMOT(技術経営)に助言してきたジョルジュ・アウーIMD教授は、こう力説する。

 曰く、短期のリターンを狙う金融業界の「流儀」が企業経営を席巻し、技術イノベーションは「パラドックス」に陥った。富を生む装置であるべきの企業が、短期の利益を追うマネーゲームのプレーヤーと化したのだ。

 金融危機のインパクトは「ベルリンの壁の崩壊並み」と言う。金融危機により、「富」の意味が再定義され、今後の企業経営やイノベーションに、プラスの変化が起こる可能性がある。そう期待する一方で、多くの痛みを伴う変化の果て、ポストサブプライムの世界を待ち受ける「危うさ」を、アウー教授は懸念する。

シリーズ――ポスト・サブプライム(1):NBonline(日経ビジネス オンライン)「誰が、どれだけの損失を抱えているのか、世界中の誰もが分からない」
ロケット工学、カオス理論、ゲーム理論、情報工学――。様々な先端領域の技術を駆使した金融取引のなれの果ては、人知ではもはや制御できないカオスの世界。技術を支配してきたはずの人間が、逆に技術に支配されている事実を、サブプライム問題は我々に突きつけた。

今、我々は人間としての存在の在り方が問われている。『存在と時間』を著したハイデガーの研究で有名な哲学者である木田元・中央大学名誉教授に話を聞いた。

「禁じ手」を使わざるを得ない米国 / SAFETY JAPAN [大前 研一氏] / 日経BP社世界は今、出口の見えない長いトンネルの入り口にさしかかったところだ。

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