海から地球を考えよう

今日7月21日(月)は海の日です。東京海洋大学「海の日」記念行事で、海のサイエンス教室、海から地球を考えようというパネルディスカッションが行われましたので、聞いてきました。この行事は直前になってから気がついたので、入れないかも、と思いながら自転車で会場へ。で、大丈夫入れます、ということだったので、昼飯は後にして、結構前の席に座れました。余裕もあります。

最初の講演は、「南極から地球が見える」朝日新聞科学グループ記者中山由美氏
南極は日本の33倍の面積。氷の高さ最高で4700M。朝日新聞は南極探検の言いだしっぺで、第一次越冬隊にも10名参加。南極大陸中心は氷が厚い。氷が3kmのドームふじ基地。
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これは気球を上げる模様で、高層の大気のCO2など計測だそうです。
南極のほか、バングラデシュで洪水が大変との話も。

でパネルディスカッションです。中山記者と、東京海洋大学刑部(おさかべ)真弘教授、客員准教授さかなクン、准教授川名優孝さん、という構成に、飛び入りで工藤先生。
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(中山)南極全体として温暖化進んでいない。ごく一部が温暖化。気候変動は地球規模で繰り返しているもの。でも近年のは違うものかもしれない。
(刑部)CO2はこの100年で急激に増加。水循環でのCO2の固体へ戻すことがあるが、そこがうまくいかなくなる可能性あり。南極の一部では数度温暖化進む。
(さかなクン)季節来遊魚、千葉でクマノミ、エチゼンクラゲ(食べるとおいしい)。
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サンゴの白化は骨の色、サンゴの墓場になる。水温が重要。魚には1度の変化は人間での10度変化に相当する。日本海でサワラ。サワラは高級魚だが、日本海では食べ方知らない。
千葉できよ、という魚が取れる、おいしいが、千葉では食べ方知らない。
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(刑部)ガソリン50リットルはCO2150kgになる、大体3倍。
(工藤)5億年前ぐらいにCO2多かった。それを植物や動物が化石燃料に変えてくれた。大切にしたい。
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(中山)南極では必要な水は自分で集めて溶かす。ゴミも自分で。
(さかなクン)クーラーやヒーターは使っていない。社員旅行でミクロネシアのジープ島に行ってきた。3分で一周する島。パン食し、水は雨からで、バケツ一杯で体洗える。電気は夜2時間だけ、1997年から魚獲らないので、魚も逃げない。島は大きくなっているが、それはサンゴをブダイが食べ、糞にするおかげで白い砂になる。
(さかなクンが聴衆のご婦人の質問に答え)TV番組で1週間釣った魚だけ食べて過ごした。釣った瞬間に食らいついた、栄養が体にめぐるのが実感として分かった。
(刑部)冷房で2度下げると2割節約、1万円が8千円。
(さかなクン)食べ物、作り過ぎないようにしたい。地元のものを大切にしたい。
(川名)エコとは、Environmental,Concious,環境に敏感になろう。

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