警察官及び皇宮護衛官の階級等の英訳について – 警察庁
警 視 監 Senior Commi s s ioner
平成17年 警察白書(2) 警察情報通信研究センターの活動
研究例2 デジタル記録方式の防犯カメラ画像に関する研究
デジタル記録方式の防犯カメラで撮影された画像を犯罪捜査に有効に活用するため、不鮮明に記録されている画像をコンピュータで処理し、鮮明な画像にするための方法について研究を行った。
(6)行政情報の電子的提供コラム1 警察庁セキュリティポータルサイト
警察に集約された情報セキュリティに関する情報をいち早く公開し,インターネット利用者のセキュリティ意識の高揚,ひいてはハイテク犯罪・サイバーテロの未然防止及び被害の拡大防止を図るため,平成15年3月,警察庁セキュリティポータルサイト(http://www.cyberpolice.go.jp/)を開設した。
同サイトを通じて発信している主な情報は以下のとおりである。
○コンピュータ・ウイルス,脆弱性等に関する速報
○利用者のレベルに応じたセキュリティ講座
○ソフトウェア環境のセキュリティ簡易診断
○不正アクセス手法,コンピュータ・ウイルスの検証・解析結果
○各種ソフトウェア等の脆弱性情報
○被害事例と対処法
○我が国におけるインターネット治安情勢
○世界のセキュリティ事情
○脆弱性評価技術,防御技術,ログ保存技術に関する研究開発の成果
○著名人コラム
平成13年 警察白書(イ) 指紋自動識別システム
指紋自動識別システムは、コンピュータによるパターン認識の技術を応用したシステムであり、犯罪現場に遺留された指紋から犯人を特定する遺留指紋照合業務や、逮捕した被疑者の身元と余罪の確認業務等に活用している。さらに、平成9年度から、指紋を光学的に短時間で採取できるライブスキャナの各警察署への設置、優れた画像鮮明化機能等を備えた遺留指紋照会端末装置の各警察本部への設置をそれぞれ進めるとともに、これらと警察庁の指紋情報管理システム等を通信回線で結ぶことにより、各種指紋業務を効率的に実施している。
(ウ) 掌紋自動識別システム
犯人を特定する手がかりとして現場に遺留されるものの中には、掌紋がある。掌紋は、指紋と同様に万人不同・終生不変であるため、個人識別資料として極めて有効である。警察庁では、現場に遺留された掌紋を有効かつ効率的に活用するため、掌紋自動識別システムの13年度中の運用の開始に向け、準備を進めている。このシステムの運用を開始し、指紋自動識別システムと併用すれば、より効果的に現場から採取した指掌紋が活用され、犯人の特定等に資することが期待される。
平成13年 警察白書(2) 警察通信研究センターにおける活動
警察通信研究センターでは、情報通信システムに関する技術、暗号技術等、警察活動にかかわる情報通信技術について研究し、これらを応用した新しい警察通信機器等の開発や捜査活動等の支援を行っている。さらに、急速に進展する高度情報通信社会に対応するため、ハイテク犯罪の技術的な研究を行うなど、研究活動の充実に努めている。
[研究例1] VTR画像の鮮明化に関する研究
防犯カメラとして今後普及の見込まれるデジタルビデオの様々な記録方式に対応可能なシステムの開発を行い、画像鮮明化手法に関する研究を行った。