まねきTV裁判こぼれ話 – コデラノブログ4 – BLOGOS(ブロゴス) – livedoor ニュースまあはっきりいって、こうなるともう所詮水掛け論の域にである。そもそも今回争われている公衆送信権というのは、日本とオーストラリアでしか採用されていない考え方だ。正直ネットサービス後進国である日本が振り回していい権利ではなかったのではないか。もっと先進国の事情に習ってからでも遅くなかったのではないか。立法当初は何らかの意味があったかもしれないが、今となってはネットの利用者にとって無意味にハードルの高い概念となっているのではないか。そんな気がしてくる。
Blog vs. Media 時評 | 現実にすぐ追い越されてしまう最高裁判決またまた時代遅れの困った判決を最高裁が出しました。《最高裁が「まねきTV」訴訟で審理差し戻し、自動公衆送信に相当すると判断》(INTERNET Watch)です。実は2月発売予定の「Slingbox PRO-HD」というテレビ番組・各種ビデオ自動転送装置に注目していました。最高裁の論理だとこれすらも違法になりかねませんが、差し止めるのは不可能でしょう。
「まねきTV」での最高裁判決は、結果テレビのクラウド化を加速する – 山口 巌/アゴラ – BLOGOS(ブロゴス) – livedoor ニュースどうも、インターネット時代には、既存の法律は古くて使い物に成らず、最高裁の判決も十中八九間違いそうだ。ならば、そう割り切ってあるべき未来をインターネットユーザー自身で構築し、その後で、立法府に実態に合った、法改正を迫るのが現実的と思うが、如何であろう。
まねきTV事件にみる「司法の逆噴射」 – 池田信夫/アゴラ – BLOGOS(ブロゴス) – livedoor ニュースこのように時代遅れになった法律を厳格に適用すると、社会的に大きな損失になることはしばしばあります。そういう場合は法律を改正しなくても、司法が古い法律を実質的に適用しないことで時代に合わせるのが普通です。ところが日本の裁判所は、実定法を物神化して、ベッドに合わせて足を切る傾向が強い。
まねきTV最高裁判決についての補足 – 池田信夫/アゴラ – BLOGOS(ブロゴス) – livedoor ニュース最高裁がtoeic_990pointsさんのような(ある意味で純粋な)法律論で今回のような判決を下したのだとすると、問題は深刻です。こういう判決が法律的には正しくても経済的には大きな損害をもたらすことを認識していないと思われるからです。裁判官はテクノロジーの専門家ではないのだから、彼らの知識が時代についていけないのは仕方がない。そのために知財高裁ができたのだから、せめてその判断を尊重するのが最高裁の節度でしょう。