“地震多発時代”はまだ始まったばかり! 首都圏が最も警戒すべき「巨大地震」発生の可能性 ――東京大学地震研究所 佐藤比呂志教授に聞く|DOL特別レポート|ダイヤモンド・オンライン東日本大震災から5ヵ月が経過した。しかし、現在も東日本を襲う大規模な余震が頻発、依然として被災地やその周辺では不安な状況が続いている。さらに先月、政府の地震調査委員会が神奈川県の三浦半島断層群でも地震発生確率が高まった可能性があると発表したことに伴い、首都圏でも巨大地震への恐怖心が高まっている。このように東日本大震災をきっかけに地震多発時代へと突入した日本だが、3月11日の大地震は日本列島にどのような影響を与えてしまったのか。そして、今後最も地震発生を警戒しなければならない地域はどこだろうか。震災直後から、首都圏にも甚大な被害を及ぼしかねない巨大地震発生の可能性を示唆していた東京大学地震研究所地震予知研究センター・佐藤比呂志教授に、これから最も警戒すべき地震と今すぐ行うべき地震への緊急対応策について話を聞いた。(聞き手/ダイヤモンド・オンライン 林恭子)
頻発する東北地方の余震終息には
数年を要する可能性も
懸念される三浦半島断層群での地震
本当の発生可能性は?
三浦半島断層群の地震より懸念すべきは
「房総・湘南を襲う大津波」と「直下型地震」の可能性
今後、東北地方は“静かな時代”に――
警戒すべきは関東以西の日本列島
今回の地震は平安時代の貞観地震と対比されることが多いが、貞観地震から約20年後の南海トラフ沿いの巨大地震(南海・東南海・東海地震)までに、火山噴火やいくつかの被害地震が発生している。南海トラフでの地震後は地震の記述は長期間なくなり、平穏な時期が訪れていたようである。不幸にも我々が生きる時代は地震活動が活発な時期に当たってしまっている。こうした地震活動の状況は、今後の日本の社会・経済情勢にも大きなリスクになるのは間違いないだろう。
“戦う相手”と“自らの資金力”を考えながら
早急に津波早期警報システムの整備を
「脱原発」という呪文 – 池田信夫blog – BLOGOS(ブロゴス)政治に対する不満は、どこの国でもある。イギリスで起きている暴動も理由は大したことなく、現状を破壊すること自体が目的だ。しかし日本では反体制運動が、連合赤軍や内ゲバという凄惨な形で終わったため、ここ30年ほど起きなかった。そこで極左は「反原発」ではなく「脱」という曖昧な言葉で多くの人々を動員する戦術に転換したのだ。6・11新宿デモや「エネルギーシフト勉強会」の事務局に中核派がいたことは公然の秘密である。