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素顔の「アラブの春」 – 国枝昌樹本稿では中東アラブの歴史の中で紛れもなく一時代を画する大混乱であり、今後のアラブ世界の在り方に大きな影響を与える出来事として、将来の歴史家が注目するに違いないこの一連の状況を概観したい。それは「アラブの春」という情緒的な呼び名にまったく相応しくない瓢箪から駒のような革命であり、国際社会の読み違えた反応が混乱の渦を深め、あるいは利害関係を有する国々が寄ってたかってけしかけ肩入れする国盗り物語である。一連のボタンの掛け違いが、21世紀のこれからの歴史をどのように形作っていくのか我々は緊張して観ていくしかないが、その際頭の整理の参考としていただきたい。

エンブレム耳打ち事件「エスタブリッシュメント」の間で利益を回していても、社会にイノベーションが起こらなければ、「パイ」がどんどん小さくなっていくだけだ。有名無名に関係なく、ガチの勝負をして初めて活性化する。その時に必要なのは、真の「批評性」であろう。

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