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警視総監に高橋清孝氏 高綱直良氏は退任へ 高橋氏は東大卒。1980年に警察庁に入り、沖縄県警本部長、北海道警本部長、警視庁副総監などを経て2013年1月から警備局長。千葉県出身。高綱氏は1981年入庁で、現行警察法が施行された54年以降、年次が逆転して警視総監に就くのは初めて。


「東芝だけじゃない!」 ノーと言えない部下と無能な上司の因果応報:日経ビジネスオンライン

 ボス・マネジメント――。これは1980年にハーバード・ビジネススクールのジョン・ガバロ教授とジョン・コッター准教授が実施した、人間関係に軸を置いた組織風土研究で導き出した言葉である。数少ないフォロワー研究の中でもっとも広く知られている“Managing Your Boss”という論文で使われている。

 ガバロ教授らは、適切な上司と部下の関係は善意ある相互関係の上に成立し、上司が部下を助けやすくなるよう、部下の方からも働きかける責任があると主張している。

 そのために部下は
上司の目標
上司の強みや弱み
上司が組織内でどんなプレッシャーを受けているか
上司のワークスタイル
上司の自分への期待
 などの理解に努めなければならない。

 これらを把握し、自らにとっても、上司にとっても、そして、会社にとっても最も望ましい結果となるように、意識して上司と一緒に働くプロセスを作り上げていく必要がある。

 と同時に、自分自身のニーズ、強みと弱み、ワークスタイルを知る努力をする。実は、この部分が“肝”。ボス・マネジメントがうまい、できる部下は、自らを理解することで、上司との関係を円滑にしていることが、フォロワー研究から明らかになっているのである。

米国の常識から考える新国立競技場建設計画の迷走:日経ビジネスオンライン

 ディズニーランドでは、毎年必ず新しいアトラクションが追加されていきます。それがフックになって集客力が維持されます。ファンは「今年は何ができるんだろう?」と常に新鮮な好奇心を抱き続けることができるのです(実際、日本のエンターテインメント業界で圧倒的な強さを見せる東京ディズニーランドでさえ、今後10年で5000億円を投じる開発構想を計画しています)。

 スポーツ施設設計もこれに似ています。どんなに素晴らしい哲学を持って設計され、どんなに巨額の資金を投じて建設された施設でも、残念ながら観客は数年でその環境に慣れてしまいます。米国では、「いったん良いものを作ればいつまでもお客が来る」という発想はもう通用しないというのが常識です。

 そのため、米国の施設運営の現場では、「維持管理」(メンテナンスコスト)と「設備投資」(キャピタルインベストメント)を厳密に分けて予算化しています。「維持管理」は、必要最低限の安全性や機能性を維持するのに必要なメンテナンスに掛かる費用で、清掃や警備なども含めたコストです。

 一方、「設備投資」は、新たなアトラクション(パーティーエリア、ラウンジ、レストラン、キッズエリア、エンタメエリアなど)を定期的に追加してファンからの新鮮な興味・関心を維持したり、日進月歩のテクノロジーの進歩の中で技術的な陳腐化を防ぐなど、施設の総合的な価値を高めるための投資です。

 維持管理を「守り」とするなら、こちらは「攻め」に当たる部分です。そして、この「攻め」の投資計画の有無が、将来単なる老朽化した“古墳”になるのか、地元住民やファンから愛され続ける“レガシー”になるのかの分かれ目なのです。歴史を守りさえすればレガシーになるという単純なものではないのです。

 取り壊された旧国立競技場は、高度成長期の前回の東京五輪で使われたこともあって、確かに日本人の精神的なシンボルだったかもしれません。しかし、厳しいことを言うようですが、米国の最新スタジアムを肌で知っている身から見れば、まともなホスピタリティーエリア1つなかった旧国立競技場は事業的にはお世辞にも一流施設とは言えませんでした。

 新国立競技場では、建設後に「攻め」の設備投資計画が予算化されているかは不明です。もし旧国立競技場のように「いったん建設して、後の50年は適切に維持管理さえしていれば自動的にレガシーになる」などと考えているようなら、その計画は改めた方がいいでしょう。世界のスポーツ施設の建設トレンドを踏まえた適切な追加投資も見越した上での収支計画を立ててほしいと思います。

 新国立競技場が日本の政治的混乱の“墓標”にならないことを切に願います。

Androidの95%に遠隔乗っ取りの脆弱性。MMSメール着信だけで盗聴や情報漏洩も – Engadget Japanese

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