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幸せなプログラマは問題解決能力が向上する | スラッシュドット・ジャパン デベロッパーその結果、クリエイティビティはその時の気分やムードにほとんど影響されないものの、機嫌の良かった人はゲームのスコアが高かったという。つまり、幸せなプログラマーはより問題解決能力が高いということが科学的に証明されたという。


英大手ECサイトの66%が単純なパスワードの使用を許可している | スラッシュドット・ジャパン セキュリティDashlaneが英国の大手ECサイト100件を対象に行ったパスワードポリシーの調査によると、70%のサイトで「password」というパスワードが許可され、「123456」も60%のサイトで許可されていたそうだ(Dashlaneのブログ記事、 調査結果: PDF、 The Registerの記事、 本家/.)。

法務省発表、インターネットを利用した人権侵犯事件が増加 | スラッシュドット・ジャパン YRO法務省が14日に発表した昨年の人権侵犯事件に対する取組状況によると、インターネットを利用した人権侵犯事件が増加しているとのこと(プレスリリース、 参考資料、 ITmediaニュースの記事、 TOKYO Webの記事)。

電子書籍に対する出版権、閣議決定される | スラッシュドット・ジャパン YRO政府が著作権法改正案を閣議決定した。これには書籍の独占的な発行を認める「出版権」を電子書籍にも適用することが含まれているそうで、2015年1月に施行される予定(日経新聞、47News)。

これにより、電子書籍の海賊版に対し出版社が差し止め請求などを行えるようになるという。また、出版権を設定された出版社は、原稿引き渡しから6カ月以内に電子書籍を出版する義務を負うという。契約存続期間は特に定めがない限りは紙と同じ3年。

理研に欠けているアカウンタビリティ理研の記者会見はひどかった。ありえない「過誤」が重なったとか、証拠もないのに「悪意はない」とかいう説明は、説明になっていない。これを聞いていて頭に浮かんだのは、accountabilityという言葉だ。これは対応する日本語がないので「説明責任」という意味不明の言葉に訳されるが、これ自体が日本社会にアカウンタビリティが欠落していることを示している。

これは単なる「説明する責任」ではなく、the quality or state of being accountableつまり説明のつく状態のことである。画像の「取り違え」とかコピペとかいう行為は、公の場で説明できない。その責任を課すことによって、不正行為のインセンティブをなくすのだ。フクヤマによれば、近代国家の必要条件はデモクラシーではなくアカウンタビリティである。

幹部が「データの改竄まで事前にチェックするのは無理だ」と答えたのは誤りだ。違反を事後的に厳格に処分して学界から永久追放するルールで、そういうモラルハザードは防ぐことができる。ばれたら人生が台なしになるリスクが少しでもあれば、データの改竄なんかしない。ポズナーのいうように、法とは例外を許さない復讐装置なのだ。

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