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【東日本大震災】福島第一原発の放射線量の大幅な抑え込みには6~9カ月かかる,東電が発表 – エネルギー – Tech-On! 2段階で目標を設定した。すなわち,「放射線量が着実に減少傾向となっている」ことを「ステップ1」,「放射性物質の放出が管理され,放射線量が大幅に抑えられている」ことを「ステップ2」とする。目標達成時期は「ステップ1」が現在から3カ月程度先,「ステップ2」はステップ1終了後の3~6カ月先が目安だという。

Blog vs. Media 時評 | 東電工程表の水棺方式に頼っては危険、長期化 検討課題に格下げされた冷却系の回復を、旧設備の復旧ではなく外部冷却装置追加の形でいいから急ぐのが王道だと考えます。容器損傷している2号機対策もこれしかありません。

[姿勢・資質編]情熱無くしてプロジェクトに臨んではいけない – プロジェクト・マネージャの「やってはい…:ITpro フランスの文学者ラ・ロシュフコーは次のような言葉を残している。
“情熱は人を承服させる唯一の雄弁家である。情熱のある朴訥な人が、情熱のない雄弁な人よりもよく相手を承服させるのである”
――Francois VI, duc de La Rochefoucauld

ブリヂストン、電子ペーパーを用いたタブレット披露–最大21インチ – CNET Japan 同タブレットは、同社の業務用カラー電子ペーパー技術を披露するための製品で、現在のところ、同製品の一般提供は予定されていない。

【レポート】「ファインテック ジャパン」が開催 – 業界活性化で震災からの復興を期待 | エンタープライズ | マイコミジャーナル東北大学未来科学技術研究センター(NICHe) 内田研究室は、「DLCフロントプロジェクションスクリーン」を出展した。拡散光制御(DLC:Diffused Light Control)理論を用いたもので、明るい室内でも明瞭な画像を実現できる。ハイゲインタイプで光量不足も補える。大画面での応用も可能でモバイルプロジェクタへの展開できる。
CiNii 論文 –  外光を抑制した高コントラストフロントプロジェクションディスプレイ(発光型/非発光型ディスプレイ)フロントプロジェクションディスプレイは明るい環境下においてコントラスト比が低下するという問題を有している。この問題を解決するため、著者らはプロジェクク光のみを観察者方向に拡散させ、外光を観察者のいない方向に拡散させるスクリーンを提案した。本論分では例として特定の環境下において観察可能領域を導出し、また、実際にスクリーンを試作することで明環境下においても高いコントラスト比を有するスクリーンが実現されることを確認した。

無線通信技術 震災復興:被災地にインターネット接続環境を構築、NICTのコグニティブ無線ルータが活躍 – EE Times Japanコグニティブ無線ルータは、可搬性と耐障害性に優れている。被災地で設置作業を開始してから5分程度で、無線LANによるインターネット環境を構築できたという。
 コグニティブ無線ルータとは、複数の無線通信方式に対応し、その時々の電波状況に合わせて最適な方式を自動的に切り替えるモバイルルータである。公衆無線LANやモバイルWiMAX、3G携帯電話通信、PHSなどの方式に対応している。

被災地の想いと現実伝える――被災者によるWeb写真集「ROLLS TOHOKU 3/31-4/3」 – ねとらぼ 「被災者から見た被災地です」――写真家の平野愛智さんが、被災者の撮影による写真を集めたサイト「ROLLS TOHOKU 3/31-4/3」を公開した。
ROLLS TOHOKU 3/31-4/3

Sandy Bridge世代に進化:Wバッテリーでなんと31時間動作──“理想“の仕事モバイルPC「dynabook R731」実力検証 (1/3) – ITmedia +D PC USER電源がないとPC使えない、仕事できない。そんな心配は「最大31時間バッテリー動作」の仕事モバイルPCならなくなるかも。軽量・長時間動作・WiMAX、“ビジネスユーザー理想”のノートPC「dynabook R731」の実力を検証する。
重量は1.29キロ(6セルバッテリー装着時)で、超薄型・超軽量のボディは健在だ。
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「Fatal System Error」著者に聞く:インターネットのすばらしく恐ろしい話 (1/2) – ITmedia +D PC USERFatal System Errorの内容を少しだけ紹介すると、ナップスター狂想曲と同じように、この作品にもハッカーが登場する。彼はオンラインカジノを運営する顧客からの依頼により、DoS攻撃を仕掛けると脅迫して金銭を要求するサイバー犯罪者の攻撃を退けていく。しかしその過程で、サイバー犯罪者だけでなく、彼の顧客であるはずのブックメーカーにさえ、背後に“黒い影”があることに気付き始める、といっても、青年が暗い部屋でコンソールを見つめながら華麗にキーボードを叩くだけの話ではない。もう1人のヒーローとして登場するイギリスのエージェント(National Hi-Tech Crime Unitの捜査官)は、この若きハッカーから情報提供を受けてロシアに乗り込み、滞在先のホテルで命を狙われながらも、犯罪グループの母体となるマフィアや、さらにその奥に潜む国家の闇に迫っていく――まるで映画のようだが、この本で扱っている事件や人物はすべて実話に基づいている。
メン ええ、しかしすべて事実です。ハッカー、ギャング、企業脅迫、カード詐欺、そしてイギリスの捜査官が犯罪者を追ってロシアへ。まるでアドベンチャーのように展開していきますが、この捜査官、アンディ・クロッカーは実在しますし、ロシアで3年間を過ごし、実際にロシア政府と協力して3人のサイバー犯罪者を逮捕しています。これはロシアでも珍しいことでした。
―― 珍しい?
メン なぜならこの種の組織的なネット犯罪に手を染める人々は、往々にして政府に保護されているからです。ロシアも例外ではありません。
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危機の中でもビジネスの継続を支えたコミュニケーションツールの実力 (1/2) – ITmedia エンタープライズ筆者は引き続きショールームに残って品川の本社オフィスと連絡をとり、同僚の安否を確認しようとしました。固定電話や携帯電話が集中してつながりづらい状況にあることは周囲の様子から明らかでしたので、普段持ち歩いている11インチの小型ノートPCを開き、UCツールである「Microsoft Lync」クライアントを起動しました。
低帯域で必要最小限のコミュニケーションを維持
 そして何より、このつながりが切れることがなかったことが重要です。シンプルなテキストチャットは、もともと容量を必要としませんし、十分なネットワーク帯域を確保できない場合も、一時的に遅延が発生したとしても電話のように切れたりすることはありません。相手が同じネットワーク上にいて、つながり続けているという安心感は、電話に匹敵するレベルであることを実感しました。
 ここまであえて説明はしてきませんでしたが、もちろんOutlookによる電子メールやWord、Excel、PowerPointといったデスクトップツールも必要不可欠な要素でした。筆者の場合は、余震や事故、停電など突然のアクシデントにもすぐに対応できるように、この間はできるだけノートPCで作業するようにしていました。また、連休を利用して遠出もしたのですが、その際もこのノートPCと通信カードを持ち歩き、残作業や会社のポリシー変更への対応を続けました。外出先での作業では必ずしも良好なネットワーク環境は保障されませんから、基本的な作業はオフラインで実行し、必要最低限の部分をネットワークに依存するような作業環境が必要です。また、あれこれ多数のデバイスを持ち歩いている余裕はありませんから、1台のノートPCにすべてが集約されていることが望ましいのです。作業の土台となるデスクトップOfficeスイートとUCが、そのためのベストな組み合わせであることを切実に体験した1週間でした。

Business Media 誠:藤田正美の時事日想:想定外そして想定外……東電は無責任すぎないか (1/3)福島第1原発の事故ほど「想定外」という言葉が使われたことはない。しかしこの言葉の裏には“直接的責任は自分たちにない”ことを意味している。東電や政府は「事故は防げたかもしれない」という意識が希薄だったのではないだろうか。
 今回の政府の指示のどたばた(例えば屋内退避を指示すれば住民は生活を維持できなくなるということを予想していなかった)は、本来、原発事故を想定して図上演習をしておくべきことだったと思う。しかし電力会社も政府も安全神話の中に逃げ込んで、そうしたシミュレーションをやらずにすませてきた。だから住民も自治体も混乱し、結果的に政府が後手後手に回った印象を与えている。
 全電源を喪失するという事態を考える必要はないと言い切ったのは、原子力安全委員会だったと思うが、これもシミュレーションの1つと割り切って考えることができたはずだ。もしこれをやっていれば、その場合はかなり厳しい状況になることが予想され、そうならないために非常用電源を強化しておくという結論が導き出されていたかもしれない。そんなことを言っても後の祭りではあるが、その代償はあまりにも大きい。

東電、遠隔ロボで原子炉建屋調査 | 国内 | 特集 東日本大震災 | Reuters調査に使ったのは米国のロボットメーカー、アイロボット社から無償提供された同じタイプの2台。長さ70センチ、幅53センチ、重さ35キロで、カメラが付いているほか、備え付けのアームで物をつかむなどの作業ができる。時速は約9キロで、がれきの上でも走行可能だ。稼働時間は約4時間、遠隔操作できる距離は約800メートル。

先人の教え、津波から住民守る 宮古市の姉吉地区 – 47NEWS(よんななニュース) 「此処より下に家を建てるな」。過去2度の大津波で壊滅的な被害を受けた岩手県宮古市重茂の姉吉地区では、11世帯約30人の集落の建物がすべて無事だった。守ったのは、先人が石碑に刻んだ教えだった。

ハーバード危機管理合宿で学んだ 「危機管理はジャズのごとく!」の深い意味|田村耕太郎の「坂の上に雲はない!」|ダイヤモンド・オンライン アメリカが世界中から集めている“危機とその対応の失敗の蓄積”は見事だ。危機管理の失敗事例に対する率直な対応もアメリカならではだ。「危機は必ず起こり、それは組織間対立で深刻化し、最後に介入してくる政治家が最悪にする」。この前提から議論や分析はスタートする。本当に学べる!
 昨日はスリーマイル島原発事故のケースを議論。当時の映像を皆で見る。情報公開は今回の東電よりひどい。あらためてそれを知って米国の危機管理のプロたちが憤る。スリーマイル島の原発運営会社は事故の発生も重大性も公表しない。地元のラジオ番組が「冷却塔から煙が出てない。何かおかしいぞ」と報道したのを契機に、取材が始まった。そこでも事実を伝えられなかった。
 スリーマイル島でメルトダウンが確認されたのは事件の3年後。専門家ほど破たんした理論にとらわれ、現状認識を間違いやすい典型例だ。
 アメリカの危機管理専門家たちは日本の原発の対応に批判的ではない。それは自分たちのスリーマイル島のときの対応を知っているからだ。「大事なのはここから学んでしっかりした危機管理体制を作り上げていくことだ」と口を揃える。
危機管理対応の基本は5段階だ。
1・状況認識、
2・選択肢創出、
3・結果予測、
4・選択肢から意思決定、
5・実施。
 この5つとも違う能力が要求される。よって、対応すべき組織も多様化すべきだ。“状況認識”のためには広い情報収集が必要なので、フラットな組織が向く。“選択肢創出”は大きな創造力が必要とされるのでそれが発揮できる人材と環境を整えなければならない。実施は強い権限を持ったリーダーがトップダウンで行える組織が望ましいだろう。

リフロー型電子書籍フォーマットの可能性 – JAGATリフロー型は、ページサイズが可変という想定でコンテンツを作成する。つまり、文字サイズを変更しても画面に合わせて文字がリフローするため、ページ送りだけで読み進めることができる。多種多様なデバイス上で、より自然な読書が可能となる電子書籍ならではの概念と言える。
リフロー型の代表がEPUBであり、現時点で国際標準にもっとも近い位置付けとなっている。しかし、EPUBでは縦組やルビなどの日本語向け環境が確立していないため、現時点で縦組の電子書籍を作成する場合、EPUB以外のリフロー型かページレイアウト型(静的レイアウト)を選択せざるを得ないという状況である。

知らないと海外でつながらないAndroidスマホ。帰国後も要注意!:トコ「あんどろいどでいこう」

「ウイルスセキュリティZERO」に不具合、PCが起動しなくなる恐れ:ニュースソースネクストは2010年4月13日、同社のセキュリティ対策ソフト「ウイルスセキュリティZERO」に不具合が発生したことを明らかにした。特定のパソコン環境では、Windowsが起動しなくなる。同社では修復ツールを公開。現在起動できている場合には何もする必要がない。

計画停電が首都圏のITを揺さぶる……無知を食い物にするモノたち – ガジェット通信

今すぐエアコンを買い替えよ|[緊急提言]真夏の計画停電を回避する方法|ダイヤモンド・オンラインエアコンを「買い替える」だけで
使用電力は40%削減!?

適切に怖がりつつ安心して食べるために~自分で計算しよう! – 松永和紀blog

広くわかりあうための原発論とは?:賛成派と反対派の壁を越えて – ガジェット通信広くわかりあうための原発論とは?:賛成派と反対派の壁を越えて(3.27.) – 西條剛央のブログ:構造構成主義 – 楽天ブログ(Blog)しかし,原発を無くしても問題が生じないとしたらどうでしょうか。おそらくそれなら反対しないと思います(原発促進を利権絡みで進めている人は断固押し進めようとするかもしれませんが,ここではそういう人は置いておきます)。

今もなお続く陸前高田市の惨状と疎開できない理由:消防団ボランティアの語りを通して – 西條剛央のブログ:構造構成主義 – 楽天ブログ(Blog)疎開しない理由がはっきりわかった。現地の人は行方不明の家族や友人をずっと捜して歩いているのだ。うちの実家もそうだ。一昨日、昨日も行方不明になった若林区の伯父さんを息子さん(いとこ)とともに家族で探しにいっていた。息子さんは震災の翌日からずっと探し歩いてる。
だからそれを踏まえない疎開論は空論になってしまうのだろう。自分の親が、兄弟が、子どもが、親友が、愛する人が行方不明になったら、その人を置いて疎開などできるだろうか。
素朴な疎開論が存在すること自体が、津波主被災地域の惨状が理解してもらえていないということなのだ。「僕も南三陸町にいったときにテレビでみるのとこうも違うのかと思いましたが、こういう言い方はしたくないけど、現地に行かないとわからないですよね」といったら、「ほんとうにそうです」といっていた。
現地に行かなきゃわからない、というのは哲学的には当たり前のことだ。しかしここではそういう意味ではない。僕らの生きてきた範囲の現象を超えることについては想像すらできない、ということなのだ。南三陸町も陸前高田市もよく似た地形だから同型の壊滅と悲劇がもたらされてしまった。
現地では1ヶ月近くお風呂にも入れない人もいる。僕は今すぐ支援をしなければならないと思った。東京では震度6強の地震があった翌日でもテレビは何事もなかったかのようにふつうの番組がやっている。家族を亡霊のように探して歩いている人たちが何万人もいるなどということは想像すらしていない。

3月中の記事のまとめ(チャリティ書籍化に向けて) – 西條剛央のブログ:構造構成主義 – 楽天ブログ(Blog)西條剛央著『東日本大震災から学んだこと:構造構成主義によるポスト3.11論(仮)』

広くわかりあえる疎開論とは(3.20.) – 西條剛央のブログ:構造構成主義 – 楽天ブログ(Blog)疎開をした方がよいとか,留まるべきだとかいろいろな意見があるので整理してみたいと思います。

原発の代替えエネルギーについて考える。本当の環境問題とは何か。 – 西條剛央のブログ:構造構成主義 – 楽天ブログ(Blog)

期間限定無料ダウンロード,義援金チャリティ企画のお知らせ – 西條剛央のブログ:構造構成主義 – 楽天ブログ(Blog) 竹田青嗣・池田清彦・西條剛央の三者によって,竹田青嗣・池田清彦・西條剛央の三者にによる「持続可能な社会をどう構想するか」の無料ダウンロード開始。環境問題の本質や新エネルギー開発の可能性等々,3.11.以後に役立つ「社会構想の方法」について語られています。
 期間限定ですのでこの機会にぜひお読みいただければと思います。
 ダウンロードはこちらから→http://p.tl/VSjm

原発震災(7)原発を全部止めたら? – だいずせんせいの持続性学入門

逃げ遅れる心理への対応を考えたい – ガジェット通信そこで、津波警報などの災害情報に求められるのは、心理的バイアスがとれて住民がそれを深刻に受けとめることができるような伝えかたである。念のためにという程度でも、これは重大だというケースでも、同じやり方で「避難してください」では、オオカミ少年のようなことになってしまう。
武田記者の映像は、武田記者が大声で危機意識をあおったからこそ何人かの人々の命が救われたことを示している。その大声のおかげで「自分は大丈夫だ」という正常性バイアスがとれた人々が武田記者とともに避難できたといえる。
これを機に、より効果的で適切な災害情報の伝え方を行政なり専門機関に研究してもらいたい。

水道水が210ベクレル/リットルのヨウ素131を含むとはどういうことか – ガジェット通信筆者は、茨城北部の実家――東北に比べれば遥かに軽微ですが、10日以上ライフラインが復旧せず、数リットルの水を確保するために何時間も行列する生活を送っている被災地――と、ほぼ危険も不便もない日常生活を送っている都民が、水の買い占めに走っている姿の両方を目の当たりにしています。これはいくら何でもまずい、都民はもう少し冷静に振る舞うべきではないか――という思いで、筆者はこの記事を書いたことを付記しておきます。

食品の放射能測定、家庭でのガイガーカウンター利用は「無意味」も – Bloomberg.co.jp 日本から遠く離れたドイツで販売されているガイガーカウンターは、先月の東日本大震災とそれに伴う原子力発電所事故を受けて売り切れ状態だ。日本の厚生労働省の説明書によると、緊急時における測定サンプルは5キログラムないし5リットル以上が必要。同省の「緊急時における食品の放射能測定マニュアル」では、ガンマ放射線への感度が低いとしてガイガーカウンターを食品や飲料の測定に用いないよう勧告している。
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r9852000001558e-img/2r98520000015cfn.pdf
緊急時における食品の放射能測定マニュアル
解説4 サーベイメータの特徴
サーベイメータは検出器により感度、測定範囲、エネルギー特性等が異なるので、使用目的や
測定しようとする放射性核種、放射線強度に応じた測定器を選ぶことが必要である。
測定器の種類別には、
1 離箱式サーベイメータは測定下限が低く、飲食物摂取制限に関する指標」で示される放射
性ヨウ素、放射性セシウムの濃度の測定は不可能である。
2 GM 計数管式サーベイメータはガンマ線に対する感度が低いので、飲食物摂取制限に関する
指標に相当する濃度の試料を選別することは困難である。
3 NaI(Tl)シンチレーションサーベイメータはガンマ線に対する感度は高いが、エネルギー依
存性は電離箱式、GM 計数管式に比べて劣る。現在、国内で市販されている大部分のタイプは
低エネルギーのガンマ線に対する感度を落としている(エネルギー補償型)ことから、放射性
ヨウ素に対する感度は計数率表示型に比べて数倍劣ることに留意する。
緊急時には、NaI(Tl)シンチレーションサーベイメータによる測定が行われる。
なお、近年、飲食物摂取制限に関する指標レベルの放射能をスクリーニングし得る、計数型NaI
シンチレーションサーベイメータを用いた現場での簡易測定法が、開発されている(科学技術庁の
委託研究成果「緊急時における放射性ヨウ素測定法(改訂版)」(平成11 年度)を参考)。

大ちゃん’s Homepage「ガイガーカウンタのお部屋」

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