パソコンセキュリティ強化策としての分身の術案(ゴクウ)

ウィルスなどがイタチごっこになっている印象があります。その対抗策としてセキュアOSの導入を推進するのが困難であるなら、(例えば)Windowsパソコンが脆弱性を多数抱えながらも、その利用をできるだけ安全にさせる手法として、分身の術を使えないか、というのが、私の思いつきです。

基本OS(これに何を使うかは今後の検討ですが、とりあえずはWindowsとでもしておきましょう)の上に、ゲストOSとしてのWindows何とかを多数設置しておきます。ブラウザとかのアプリケーションなどは、その日に新規作成したゲストOSイメージの上で動かします。それでインターネット利用をする。できるだけ、ネットのアクセス先ごとに違うゲストOSを使いたいところですが、まあこれはこだわらない。それで得られたデータは、完全に消毒した状態で基本OS上に移せる。で、日常の利活用はゲストOSで行います。ゲストOSは常に危機にさらされ、時にはウィルスに毒される。けれども、データ以外は毎日消去され、利用するゲストOSは毎日まっさらに構成されなおす。

というのができないでしょうかね。それも極めて簡単な使い勝手で、誰でも使えるようにして。

まあ分身の術ですので、名づけて、ゴクウ、でどうでしょうか。孫悟空にちなんでいます。まあ名前だけで中身はこれからの検討。

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