データベースの壊れる時

随分前の話を思い出しました。結構大きなデータベースで、壊れる時にはインデックスが壊れるのです。対策として、バグ取りとかは当然切りがないので、容量アップだけになるのでした。それで当初の容量の倍以上に増強して、やっと少し収まる。でも問題は続くのです。結局は取り替えるしかない。
つい、思い出しました。
大きなベンダーなのですが、ベンダーの担当に女性が混じっていて、困ったことに、こちらの担当(もちろん私ではない)が文句を言った後に廊下でしくしく泣いていたのを思い出しました。かわいそうにね。現場が悪いのではなくて、ベンダーのシステム構想が悪かったのですよ。
そもそもデータベースを適用すべき場面と、そうでない場面があると私は思います。検索、更新、排他制御など、複雑にせざるを得ないケースはデータベース。それ以外の、単純な集積と検索は、簡単なのが良いと思っています。それを何でもかんでもデータベース、というのは良くない。

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