東山魁偉、小磯良平

ふと思い出して書きます。
東山魁偉、小磯良平。ご存じの日本画と洋画の大家ですが、このお二人とは、ほとんど何の接点も無いのですが、高校生時代に所属していた兵庫高校(旧制では神戸二中)美術部の先輩にあたる方と聞いていただけです。ただ、あまりに年代も経歴もかけ離れすぎていたので、現実感は無かったです。また、自分がいずれ住もうと考えていた世界とも違う世界の方と思っていましたし。
高校を卒業して随分後になって、妹尾河童さんが同じく先輩だったこととか、「少年H」をお書きになったことなどを聞き、読んでみて、自分の感じた雰囲気などがこの小説によく書き込まれていたのに感心しました。この小説で出てきた先生が、私の時代の校長だったんです。
多分、高校時代というのは、感性の多くを吸収して育つ年代なのか、自分のかなりの部分が同じだ、と感じる所があります。お二人の大家も、どこかに通じる所をお持ちなんだろうと思います。多分。
まあ、だから何、ということではありません。

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