家庭内無線LANはWEPで仕方なく使う。

今度の中国のホテルでLANはあるのだが、手持ちで一番小さいマシンのw-zero3がLAN端子を持たず、無線LANでしか対応できないので、無線LAN用ルータが必要になった。それも安価になってきた普通のでは大きいので、小型のが必要である。そこで、BELKIN Wireless G Travel Router を錦糸町ヨドバシで買った。9800円、小さくて軽くて電源まで入るケース付きなのは良かった。
ところが設定してセキュリティを強化すると、とたんに繋がらなくなる。ルータ設定は無線LAN経由のWEBブラウザですることになっているのだが、それが繋がらないので設定変更ができないし、設定初期化も当然できない。リセットボタンはあるのだが、使い方を取説に書いてない。しかたないのでサポートに今日電話で聞いたら、工場出荷時に戻すのは、リセットボタンを10秒以上押した後電源入れ直しとのこと。なんで取説に予め書かないのか? せめてネット上に情報を上げておかないのか? はさておき、電話は直ぐ出たし、回答も直ぐだったのは好感を持てた。それでリセットし、セキュリティをやめると繋がるし、セキュリティを強化すると繋がらないのを数度再現。
更に調べると、wpa-pskのaes+tkipはw-zero3がサポートせず。wpa-pskのtkipだけはルータが対応せず。しかたなく両方対応するWEPで使う。どうも割り切れない。まだ無線LANは専門的知識を要する初期の発展段階であり、(イノベーションのジレンマ的に言えば)標準化を目指して市場で各社が戦っているレベルである。そう言えば、名前も聞かないメーカのが一杯ある。つまり、安心して誰もが使える状況からはほど遠い、ということを確認したことになる。

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