秋期スクーリング 3期 E群(11/25・26・12/2・3) 31118 日本語教授法Ⅱ 入金済み
メディア学習開始 10月25日 報告書10月28日提出済み
回
目 メディア授業学修報告書作成
学修報告書作成について
■メディア授業学修報告書 課題
メディア授業では、まだ教科書に入っていません。スクーリング(面接)授業に向けての基礎的な項目になっています。
【課題】日本語教育における品詞のうち、「動詞」「形容詞」について、グループや種類に分け、それぞれの活用の形を示せ。(文字数や形式は問いません。メディア授業で話す言葉をそのまま文字化するのではなく、簡潔にまとめてください。)
メディア授業全5回の視聴、メディア授業学修報告書の提出がない場合、評価ポイントが減点されます。
※メディア授業学修報告書の導入に伴い、メディア授業(DVD)ノートの提出は不要となりました。メディア授業学修報告書のみ、ご提出ください。
■メディア授業学修報告書 提出条件
提出方法
: 直接入力・添付ファイル提出どちらでも可
報告書の文字数
: 字数指定なし(システム上5,000文字まで)
日本語教授法Ⅱ■メディア授業学修報告書 【課題】日本語教育における品詞のうち、「動詞」「形容詞」について、グループや種類に分け、それぞれの活用の形を示せ。(文字数や形式は問いません。メディア授業で話す言葉をそのまま文字化するのではなく、簡潔にまとめてください。)
日本語教授法Ⅱ■メディア授業学修報告書案
日本語教育における品詞のうち、「動詞」「形容詞」について、グループや種類に分け、それぞれの活用の形を示す。
なお、日本語教育での品詞分類と国語文法での品詞分類とは大きく異なっているのに注意するべきである。
1.「動詞」「形容詞」のグループや種類は次の通りとされる。(教科書により、若干違う分類の表現とかは用いられるが、内容はほぼ同じと考えられる。)
動詞は次の三つの活用のタイプに分けられる。
● 1グループ
● 2グループ
● 3グループ
形容詞は次の二つの活用のタイプに分けられる。
● イ形容詞
● ナ形容詞
2.1グループの活用の形を示す
例:売る 語幹;ur-
ナイ形:売らない、マス形:売ります、辞書形:売る、バ形:売れば、意向形;売ろう、テ形/タ形:売って/売った
例:勝つ 語幹;kat-
ナイ形:勝たない、マス形:勝ちます、辞書形:勝つ、バ形:勝てば、意向形;勝とう、テ形/タ形:勝って/勝った
1グループの動詞は、学校文法では五段動詞と呼ばれるもので、例のように、語幹が子音で終わるので子音語幹動詞とも呼ばれる。また、活用の形が「ら、り、る、れ、ろ」、「た、ち、つ、て、と」など、5段に活用されるので、五段動詞とか、強変化動詞とも呼ばれる。
3.2グループの活用の形を示す
例:着る 語幹;ki-
ナイ形:着ない、マス形:着ます、辞書形:着る、バ形:着れば、意向形;着よう、テ形/タ形:着て/着た
例:寝る 語幹;ne-
ナイ形:寝ない、マス形:寝ます、辞書形:寝る、バ形:寝れば、意向形;寝よう、テ形/タ形:寝て/寝た
2グループの動詞は、例のように、語幹が母音のiかeかで終わるので母音語幹動詞とも呼ばれる。また、活用の形がイ行だけ、あるいはエ行だけの一段なので、学校文法では上一段活用と下一段活用と呼ばれるもので、一段動詞とか弱変化動詞とも呼ばれる。
4.3グループの活用の形を示す
例:くる 語幹;ku/ko/ki-
ナイ形:こない、マス形:きます、辞書形:くる、バ形:くれば、意向形;こよう、テ形/タ形:きて/きた
例:する 語幹;su/si-
ナイ形:しない、マス形:します、辞書形:する、バ形:すれば、意向形;しよう、テ形/タ形:して/した
3グループの動詞は不規則な活用を行うもので不規則動詞とも呼ばれる。学校文法ではサ行変格活用動詞と呼ばれる「する」と、カ行変格活用動詞と呼ばれる「くる」だけである。
5.イ形容詞の活用の型を示す
例:高い 語幹:taka-
辞書形(+N):高い、ナイ形:高くない、テ形:高くて、タ形:高かった、バ形:高ければ
イ形容詞は学校文法で形容詞と呼ばれる。
6.ナ形容詞の活用の形を示す
例:楽な 語幹:raku-
辞書形(+N):楽だ(楽な)、ナイ形:楽ではない、テ形:楽で、タ形:楽だった、バ形:楽だったら
ナ形容詞は学校文法では形容動詞と呼ばれるものであるが、日本語教育においては、名詞を修飾したり名詞の状態を表す働きがイ形容詞とナ形容詞は同じであるから、動詞と関連付ける分類にはせず、形容詞の分類中にイ形容詞とナ形容詞がある、としてる。
1359字
2023年度 6月試験 試験問題
31118:日本語教授法Ⅱ
内容はすべてスクーリング授業にそっているものであること。 解答には問題で問われていることのみを簡潔に記すこと。それ以外のことを記述した場合、減点の対象になる。
文字の指導において、①漢字圏の学習者、②非漢字圏の学習者、それぞれに対する留意すべき点を述べよ。また、「日本語母語話者に対する学校教育」で行われる漢字教育と、「日本語教育」で行われる漢字教育とを比較し、その具体的な方法や評価などについて自らの考えを述べよ。